骨盤底筋とは?
普段意識することなく過ごしている骨盤底筋は、骨盤の底にあるハンモック状の筋肉です。
子宮・膀胱・直腸など大切な内臓を支え、排泄コントロールをしてくれる筋肉で、片手に乗るほどのサイズで、大切な役割をしてくれます。
妊娠・出産・加齢により骨盤底筋のダメージや衰えが現れ、特に40代以降は積極的なケアが必須と言えます。
意識することが難しく鍛えにくい骨盤底筋ですが、連動する筋肉からアプローチする事も効果的!
呼吸と関係する横隔膜・お腹の腹横筋・背中の多裂筋・内太ももの内転筋・おしりの大臀筋にアプローチすることで、骨盤底筋を間接的に鍛えることができるため、骨盤底筋の衰えには、これら全てにアプローチできるヨガがオススメです!
骨盤底筋を鍛えるメリットは?
「骨盤底筋」を鍛えることで、得られるメリットは驚くほどたくさんありますのでご紹介します!
- ぽっこりお腹解消
- 姿勢改善
- 尿漏れ予防・改善
- 便秘改善
- 冷え症改善
- 美脚
- ヒップアップ
- 腰痛改善など
美と健康のためにうれしい効果がたくさんありますが、骨盤底筋が衰えてしまうことで、これらすべてが不調となって現れる可能性があります。
40代以降は、運動不足だけでなくホルモンバランスの乱れから、知らず知らずのうちに筋肉量が減少してしまうため、誰もが今すぐ骨盤底筋を鍛える事を習慣におくことがマイナートラブルの予防や改善につながり、ダイエット効果も期待できます。
骨盤底筋を鍛える1分ヨガ3選!
橋のポーズ
【やり方】
- 床に仰向けに寝そべり、両膝を立てます。
- 脚は腰幅に開き膝の真下にかかとがくるように、腕は体側に手のひらは床向きにセットします。
- 息を吸いお尻の穴を閉め、手で床を押しながら背中を持ち上げます。
- アゴは軽く引き目線は天井方向を向き、5呼吸キープします。
- 息を吐きながら、ゆっくり背中・お尻を下ろします。
【ポイント】
- 呼吸を止めずに、腹式呼吸で行います。
- 腰から持ち上げずに、肩甲骨を寄せて胸から持ち上げ背中の多裂筋を強化します。
- 膝が開きやすいので、内太ももの内転筋を意識して行います。 太ももの間にタオルなどを挟んでもOKです。
キャットスプリット
【やり方】
- 床に四つ這いになり、肩の真下に手首お尻の真下に膝をセットします。
- 息を吸いながら、片脚を真後ろに引きお尻の高さに上げます。
- 上げた脚と反対の手を上げ、脚と手で前後に引っ張り合うように伸びます。
- お腹を引きこみ、5呼吸キープします。
- ゆっくり手と足を下ろし、反対側も同様に行います。
【ポイント】
- 腹式呼吸で行います。
- お腹をしっかり引きこみ腹横筋にアプローチします。
- バランスが上手く取れないときこそ、呼吸を意識して行います。
椅子のポーズ
【やり方】
- 脚を閉じまっすぐ立ちます。
- 胸の前で手を合わせ息を吸います。
- 息を吐きながら椅子に腰掛けるように、お尻を遠くに下ろします。
- お腹を引きこみ、5呼吸程キープします。
- 息を吸いながらポーズを解きます。
【ポイント】
- 腹式呼吸で行います。
- お尻から頭が一直線になるようにキープします。
- お腹をしっかり引き込み、内太ももの内転筋を意識して行います。
簡単ヨガを隙間時間の習慣に!
いかかがでしたか? 40代以降は骨盤底筋を鍛えることがダイエットにも、これから先のQOLを上げることにもつながります!
まずは、今すぐ! 隙間時間で無理なく1ポーズからチャレンジ!
ぜひ毎日の習慣にヨガを取り入れてくださいね。