「狭くても収納量を増やす2つのポイント」リフォームしか道がないと諦めるのはまだ早い!

家のこと

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「本当に必要なモノ」を選別する

「洗面所が狭くて嫌い」と言う人はじつはものすごく多いのです。

整理収納コンサルタントとして仕事をしているとまさに「収納あるある」で、注文住宅や元々おうちの広さが売りである住宅以外ではよくある話です。
「洗面所に収納が足りない」とか「鏡の裏にも収納スペースがあればいいのに!」と言う声は本当によく聞きます。

before

嫌いなのは「モノありきの景色」だった出典:www.instagram.com

こちらは先ほどと同じお宅で、洗濯機の向かい側の様子です。

鏡の裏に収納がなく、洗面台下の収納でどうにか頑張っているものの、収納しきれずに上に出した状態になっていますね。
ただ、洗面下の収納ではワイヤーネットなども駆使しておられるので、こちらのお宅の奥様は本当に頑張ったのだと感動しました……!

私がお宅に訪問した際、こちらの奥様は「この狭い洗面所が嫌いだ」とおっしゃっていました。
鏡の裏を収納があるタイプにリフォームしたい……と。

after

この洗面下の収納も先ほどと同じように「本当に必要なモノ」を選別することが大切です。
「ここに収納しなければいけないモノ」「よく使うモノ」だけをとりあえず残しましょう。
選別を終えたらまた戻すだけです。

「本当に必要なモノ」を選別出典:www.instagram.com

鏡の裏に収納がないことや、先ほどの量を考えたらだいぶスッキリしました!

意識できませんでしたが、とてもおしゃれなつくりの洗面台ですし、掃除だってしやすそうです!
一度きれいになった洗面所を見たら、こちらのお宅の奥様も「もう何も置きたくない!」とおっしゃっていましたよ。

そう。嫌いだったのは「狭い洗面所」ではなくて「増えすぎたモノありきの景色」だったんですよね。
掃除もしにくいし、多くのモノの管理もしなくてはいけない。そういった手間や時間がその景色を嫌いにさせてしまっていたのです。

暮らしはもっとシンプルでいい!

「ただでさえ家が狭いのにモノが多くてイライラしてしまう」という声は本当によく聞きます。
これを解決するポイントはリフォームでもなく、収納のテクニックでもなく「モノをどう持ち、空間をどう使うか」です。

私は「暮らしはもっとシンプルに考えていいのだ」と常日頃から思うのです。
家や片付けってそこに住まう人々のためのものですから、自分や家族の住みやすいようにしていけばいいんですよね!

ご家族や私たちのような片付けのプロを頼りながらでもいいので、あまり難しく考えずにおうちの中と向き合っていきましょうね。

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著者

おおのよりこさん

おおのよりこ

片付かなくてお困りのおうちへご訪問をして、片付く仕組みや家族みんなが暮らしやすい空間を、整理収納で叶える整理収納コンサルタント。 ちょっとしたことでもストレスが減り快適になる、家族みんなが笑顔で暮らせる、それが片付けのメリットという信念とともに、「片付けは苦行ではなく楽しむもの」という考えを普及すべく活動中。

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