リフォームしか道がないと思っていませんか?
「家にモノが多すぎて収納が上手くいかない!」と嘆く人はとても多いように感じます。
中には「家が狭いせいだから、これはもうリフォームして収納場所を増やすしか片付ける方法はない」と諦めてしまっている方もいるかもしれませんね。
でも、ちょっと待ってください!
収納場所が広くなったところでモノの量は変わらないし、むしろまた増えてしまっては解決にはなりませんよね……?
モノが多すぎで収納に悩んでいるというケースは、リフォームをしたところで解決する問題ではないのです。
だからと言って「じゃあどうしようもない」と諦めるのもまだ早いです。
だって、リフォームで解決できる問題ではないと言うことは逆に言えば「リフォームをしなくても解決する道はある」ということなのですから……!
狭い家でもリフォームせずに収納するには、どんなことに気をつけておくといいのかを詳しくお話していきます。
つっぱり棒の使い方を工夫する
100円ショップなどでも手に入るつっぱり棒は実際に使っている方も多いかもしれませんね。
このつっぱり棒を使うだけでも、だいぶ収納できるスペースは変わってきます。
before
これは私が実際にお片付けサービスで訪問したお宅の洗面所の片付け前の様子です。
狭いながらにもつっぱり棒を使って「空いている空間を使おう」というアイデアが伺えますね! 空間を使おうと思いつくのは素晴らしいことです!
だけど、家族4人分のモノを支えるなんて、細いつっぱり棒には重すぎる役目のようです……。
これだと手前に大量のハンガーがあるため奥にあるものは取りづらそうですし、つっぱり棒にかけているモノたちが重さに耐えきれずに落ちてきそう……。
after
「つっぱり棒を使う」という点はとても素晴らしいので、使い方を少し工夫してみましょう!
つっぱり棒はやはり強度で言うと弱くなってしまいます。ですのでつっぱり棒を2本使って、間にワイヤーネットなどを置いて棚にすれば強度もアップします!
もちろん、初めから「つっぱり棚」として販売されているものを買ってくるのでも良いですよ。
本当に必要なモノだけを残してつっぱり棚に置くスタイルにしてみると、とてもスッキリ! 洗濯機の上に置いてあったタオル類も棚の上に置けて、落ちてきそうでヒヤヒヤしていたハンガーも上手く収まりました!
「全部ここに必要だ」と思い込んでいるだけで、自分や家族が本当に必要としているモノはじつはそんなに多くはなかったというパターン、とても多いんです。
どんなに広い収納スペースがあったとしても「必要ではないモノ」ばかり溢れかえっていては収納なんて出来なくて当然かもしれません。
まずは「本当に必要なモノか」考えてみましょう!