付箋などを貼らずにすぐ書き込める!「1アクション」で作れる収納アイテムへのラベリング法

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 付箋などを貼らずにすぐ書き込める!「1アクション」で作れる収納アイテムへのラベリング法

2022.04.11

収納のラベリングって、意外と手間がかかって面倒ですよね。作ったり貼ったりしなくても、すぐに作れるラベリング方法はあれば便利です。今回は、「時間を貯める」という概念を提唱する『時間が貯まる 魔法の家事ノート』の著者・三條凛花さんに、すぐに作れるラベリング方法を伺いました。

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ラベリングは「魔法のアイテム」を使うともっと簡単になります!

家族とも共有しやすい収納作りのために欠かせないのが「ラベリング」。でも、書き込むまでが面倒で、後回しになってしまった経験はないでしょうか。

ラベリング

ラベリングにはいろいろな方法があります。

  • ふせんやシールに書き込んでから貼る。
  • ラベルライターで文字を入力して印刷し、貼る。
  • パソコン等でラベルを作成し、印刷して貼る。

ほとんどすべての方法が「~してから貼る」という流れになっています。実は、ここが面倒くささにつながるポイントなのです。

そこでおすすめしたいのが、収納アイテムに「直接書き込む」方法。

ラベリング

これなら用意するものはペンだけ。しかもたった1回の動きでラベリングが完成します! 
 

魔法アイテム「マッキーペイントマーカー」

普通のペンでは、収納ケースや収納アイテムに書き込むことはできません。そこでおすすめしたいのが「マッキー ペイントマーカー」です。

マッキーペイントマーカー

2~3色用意しましょう。
必ず用意したいのは「白」。色の濃いアイテムにも書き込むことができます。
追加で用意したいのが「銀」または「金」。白いアイテムに書き込むとおしゃれな雰囲気になります。
マッキーペイントマーカー

1本のペンで2つの太さを書き分けることができます。書きたいアイテムのサイズに合わせて使い分けられます。

わが家のラベリング例

ラベリングの書き方は、家族との共有が目的であれば「大きく・わかりやすく・日本語で」がポイント。

ただ、わが家の場合は「生活感を消す」「見た目をかわいく」を大事にしているため、「小さく・目立たず・英語またはローマ字筆記体で」を意識しています。

こちらは茶葉収納です。セリアで購入した透明ボトルに、白のペイントマーカーで茶葉の種類を書き込みました。

付箋などを貼らずにすぐ書き込める!「1アクション」で作れる収納アイテムへのラベリング法

こちらは、キッチンの引き出しにまとめた乾物収納です。上から見るので、透明の蓋にホワイトのマーカーで中身を書き込んでいます。

ラベリング

これはバインダーの背表紙です。黒いバインダーに、ゴールドのマーカーで分類を書き込んでいます。

ラベリング
 

使う前の下準備

ペイントマーカーは、下準備が必要なときがあります。

  1. 初回使用時
  2. インクが出なくなったとき

不要な紙を使って、インクを出す作業です。毎回必要なわけではないため、面倒くささは特に感じません。

まずは、不要な紙を用意します。

手順

よく振っておきます。
手順

ペン先を紙にぎゅっと押しつけます。力を入れすぎないように注意。
手順

何度か押しつけて、インクが出てきたら準備完了です! 1分もかかりません。
手順

「直接書き込む」をおすすめしないケース

このようにとても便利な「直接書くラベリング」ですが、中身が変わったとき、書き直しができません。
そのため、以下のケースに当てはまる場合は、「貼ってはがせるラベリング」にするというように使い分けてみてくださいね。

  • 短期間で使わなくなるもの
  • 収納アイテム・方法がまったく決まっていないもの

書き直しができないことを除くと、本当に万能なアイテムです!
白・黒・透明、いずれのケースにもくっきりと書くことができ、思い立ったら1アクションですぐに書ける……! 収納にラベリングしたいときには、ぜひ試してみてくださいね。

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著者

三條 凛花

三條 凛花

夫、4歳の長女、0歳の長男、猫2匹と暮らしています。暮らしの中にあるさまざまなプチストレスは、探す・調べる・迷うといったことが原因です。そうしたむだな時間をなくして、自由に使える時間を貯める工夫を発信しています。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。

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