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市井紗耶香さん×ryuchellさん対談【幸せを自分で決めるということ】〈3〉私たちの「これから」

家族・人間関係

 市井紗耶香さん×ryuchellさん対談【幸せを自分で決めるということ】~私たちの「これから」~

2022.05.22

つねに自然体でSNSでの前向きな発信が若者を中心に話題となっているryuchellさん。昨年の10月に初の著書「こんな世の中で生きていくしかないなら」(朝日新聞出版)が発売され、注目を集めています。今回saitaでは大人気のryuchellさんと、現在#本音で話そうを連載中の市井紗耶香さんの対談企画をお送りします。第3回目は「SNS」との付き合い方と「これから」についてお伺いしました。

SNSを発信するときに大事にしていること

——本書の中でSNSについて想いを語ってくださっていますが、改めてSNSを発信することをどのように考えていますか?

ryuchell:SNSは僕の中ではずっと当たり前にあるものなので、かしこまらない存在です。10代の頃からSNSを始めて、ありがたいことにフォロワー数も増え、日々いろんなコメントをいただきますが、「敵を作らない」ということは大事にしています。何か発信するときは「断言しない」「問いかける」「投げかける」に気を付けて、2日ぐらい寝かせることもあります。感情で発信することはよくないので、ちゃんと冷静に言葉を選んで発信するようにしています。

市井:寝かせるという行動はすごくわかります。感情をそのままSNSにぶつける行為はそれこそ敵を作ってしまいますよね。私の場合は1日に何度も投稿していた時期もありましたが、それに疲れてしまって今は息抜きや周りの人にハッピーのお裾分けをしたいな、という時だけ投稿するようにしています。

——お2人ともフォロワーのことを考えそして、言葉を大切にしているのですね。SNSは無意識に発信してしまうと真意が伝わらず、傷つくのは自分なことが多いと思います。投稿するときから言葉を大切にすることは大事だなとつくづく感じました。

ryuchell:SNSで自分のことを誤解されてしまったらもったいないことですよね。

市井:本当にそれは感じますね。

「やること」「やらないこと」…その時の選択を大事に生きていく

——ところでryuchellさんは独立されてお名前もひらがなからローマ字に改名されましたが今後、どんな風に活動をされていく予定ですか?

ryuchell:そうですね。最近では社会性のあるお仕事のご依頼も多く、今後も大事にしていきたいなと思っています。とはいえ、勉強不足なことは潔くやらないと決めています。自分の関心のあることや興味のある分野、僕にできることは全力で取り組んでいきたいと思っています。独立したことでお仕事も自分で選択していかなければなりませんが、自分の中に絵を描くようにお仕事と向き合っていきたいと思っています。

——市井さんの「これから」についても聞かせてください

市井:ryuchellの話はどんなこともとてもポジティブで元気をもらえますね。

私も政治活動がひと段落したので、これまで通り幅広くお仕事をさせていただけたらと思っています。先日ゲストコメンテーターとしてのお仕事をする機会もいただき、今後は社会性のあるお仕事も積極的におこないたいと思っています。いただいたご縁を大切に、置かれた場所で花を咲かせられるよう頑張りたいと思います。今日はryuchellにお会いできて本当にうれしかったです。

ryuchell:僕も同じ気持ちです。柔らかいのに軸がある市井さんはまさに僕の想像通りの方でした。

——今日が初対面とは思えないほど、息がぴったりでしたね。お2人のポジティブで温かい空気感がそこにいるスタッフ全員を幸せな気持ちにしてくれました。ありがとうございました。最後にsaita読者に向けてメッセージをお願いできますか?

ryuchell:僕より先輩の皆さんはこれまで様々な経験をされてきたかと思います。頑張ってこられた分、知らずうちに少し凝り固まった考えになってしまうこともあるかと思います。そんな風に感じることがあったら、自分に素直になってそして無理をしない生き方をしてみませんか。書籍の中でも「僕は、そもそも人に『期待』をしない」と書いています。でも、信じてもいいとは思っています。自分のことも人のことも信じて、凝り固まってしまった部分は勇気をもって崩し、柔らかく生きていくこともありではないかな。僕もそれを目指しているので、一緒に毎日頑張っていきましょう。

市井:私はリアルなsaita世代です。読者の皆さんも忙しい毎日に追われ、背負うものも多いかと思います。そんな忙しい中でも自分を愛でる時間はとても大切だと思います。美味しいものを食べて笑顔になること、好きな人と一緒に過ごすこと、ほんの小さなこともでも幸せな気持ちになれます。時には落ち込むこともあるでしょう。でも、そんな日があってもいいと思います。前に進む気持ちさえあれば、人は前に進めます。自分を楽観するスイッチを探りながら、自分のことを愛してあげてくださいね。

市井紗耶香 りゅうちぇる

<市井紗耶香さん×ryuchellさん対談 第3回連載>

【第1回目】「生きる」のは"愛を知るため"だと思う
【第2回目】「子育て」に生かしている母の教えとは
【第3回目】私たちの「これから」(当記事)

ryuchellさんプロフィール

1995年9月29日生まれ。沖縄県出身。株式会社比嘉企画代表取締役。高校卒業後に上京し、原宿でショップ店員をするかたわら読者モデルとして活躍。その後、テレビのバラエティ番組出演をきっかけに、人気を集める。一児の父となった現在は、育児やダイバーシティに関する発信が注目を集めている。

市井紗耶香さんプロフィール

1983年12月31日生まれ。千葉県出身。株式会社エスダブル取締役。1998年にモーニング娘。2期メンバーとしてデビュー。 現在は4人の子どもの子育てをしながら、タレント・講演活動をおこなっている。特定非営利活動法人日本ヴィーガン協会の理事。現在saitaで「#本音で話そう」を連載中。

ryuchellさん著書『こんな世の中で生きていくしかないなら』

ryuchell「こんな世の中で生きていくしかないなら」著:ryuchell(朝日新聞出版)

インタビュー・文/安田ナナ
撮影/長谷川梓
ヘアメイク/megu(ryuchellさん)、hm Clair(市井さん)
衣装協力/MIESROHE(市井さん)


著者

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saita編集部

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