40代から「終活」を始めた方がいいワケ。ゆるく整え始めて未来のあなたと家族をラクにしよう!

家族・人間関係

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2022.06.02

40代といえば人生で最も充実した暮らしをしている年代といわれます。そのような中で人生の最期について考えることはまだ少ないですよね。少しずつ体力の衰えを感じ始める50代60代。だからこそ、体力のある40代で終活を始めることには大きな意義があります。自分と大切な人たちが困らないように、まずは身近なことから始めてみませんか?

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これからを有意義に生きるための整理

荷物を運ぶ女性出典:www.photo-ac.com

終活とは人生の終わりを見つめることで、今をより有意義に生きるために行うものです。体力のある40代から終活を行うと、早いうちから老後の不安が払拭でき、安心を得られるというメリットがあります。自分がいなくなった時のためというより、老後に備えて環境を整えておく側面もあります。40〜50代を逃してしまうと、考える・作業する・新たに始めるなどが加齢と共に億劫になり、そのしわ寄せが子どもにいってしまいます。身軽に動けるうちから、ゆるりと始めるのがオススメです。

エンディングノート、40代で何書くの?

ノート出典:www.photo-ac.com

最も手軽に始められる終活といえば、エンディングノート。これまでの人生の振り返りや人生の終え方、亡くなった後の手続きに必要となる情報を記録・整理しておくノートです。情報だけでなく、自分の思いも伝えることもできます。法的な効力はありませんが、万一の際には、必ず家族の助けになります。

具体的には、以下の内容を記します。

  • 基本情報(生年月日、住所、本籍地)
  • 銀行やクレジットカード、不動産、保険・年金などの資産
  • 葬儀・お墓の希望
  • パソコンやスマートフォンについて
  • 親族や友人の連絡先
  • 告知や延命処置の有無

その他、家族や友人へのメッセージ、自分史も記しておくと、遺された大切な人たちの心のケアにも繋がります。

続きまして、身の回りの整理をしておくメリットをお伝えします。

自分が暮らしの主人公になるための整理

片付け出典:www.photo-ac.com

身の回りの整理に関しては70代に入る前までに、自身で管理できる量の「物」で暮らせるようになるのが目安です。暮らしを自分自身で管理すること自体が、健康維持や認知症予防などに繋がると考えられています。高齢になってから、物が多すぎるとどうなるでしょう。必要な物に手が届かない、物につまづいて骨折や寝たきりになるリスクもあります。さらに高齢でなくとも、急な病気や怪我は起こり得ます。これからどんな人生を生きたいのか、その理想の人生に今ある「物」たちは必要なのかを考えてみましょう。

親の前に、まずは自分から!

親子出典:www.photo-ac.com

40代の終活は、決して早すぎるということはありません。むしろ、40代で終活をスタートさせることで、さまざまなメリットがあるのです。40代の親世代といえば、70〜80代。まさに終活が必要な世代といえますが、先ほど申したように、高齢になるほど動き出すのが億劫なものです。まずは自身の身辺を整えてみると、「私も終活始めてみたんだけどさ……」と、親の気持ちや今後どうしたいのかが聞きやすくなります。これからよりよい人生を送り、安心して老後を迎えるために、ゆとりある40代から始める終活、いかがでしょうか?

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著者

Yukikoさんプロフィール

Yukiko

"いまを生きる"をモットーに日々の暮らしを楽しむ北欧好き。北欧式整理収納プランナー、作業療法士、終活ライフケアプランナーの資格の資格をもつ、2児の母。シンプルで豊かな北欧ライフを理想とする一方、度々ある夫の転勤や幼いこどもたちに振り回されながらの毎日。引っ越しの度に家中のモノと向き合ってきた経験を生かし、オシャレでスタイリッシュな部屋づくりの術をお伝えします。

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