「あれ?もうお金がない」
贅沢をしたつもりはないのに、知らないうちにお金がなくなっていてびっくりすることはありませんか?
残り少ない残高とにらめっこをしながら「いつそんなにお金を使ったんだろう?」と首をかしげてしまうことが多い人は要注意。
知らないうちにお金がなくなってしまうことを防ぐために、今すぐできることを確認していきましょう。
知らないうちにお金がなくなる人の習慣1 スマホ決済をよく使う
現代はキャッシュレス社会ということもあり、昔のように現金を出して支払いをする機会がぐっと減ってきましたよね。
そのため「今いくら使ったのか」「今いくら残っているのか」など、お金の感覚がマヒしてしまう人が多いのです。
とくに、コンビニなどでちょこちょこ少額な買い物を繰り返している人は、気をつけましょう。お金を使った感覚がないままに、お金がなくなっている可能性があります。
そのようなお金の感覚を取り戻すためには、スマホ決済やクレジットカードなどの明細を確認する習慣をつけることが有効です。
一回あたりどれくらいの支払いの買い物が多いでしょうか? よくいくお店はどこでしょうか? 月にどれくらいの頻度で買い物しているでしょうか?
利用明細を確認するだけでも、「お金の使い方の癖」に気がつくところがあるはずですよ。「良くない癖がついている」と感じる時には、積極的にお金の使い方を見直しましょう。
1ヵ月の利用明細が多すぎる人や、いつどこで買い物をしたのか思い出せない明細がある人は、特に注意して明細を確認しましょう。
知らないうちにお金がなくなる人の習慣2 衝動買いをよくする
「今月はいくらまでなら使ってもいい」などの予算感がないまま、欲しいものを欲しいだけ買っていると、お金は当然なくなります。
出かけた先でちょっといいなと思ったものを衝動的に購入してしまう癖がある人は、特に要注意です。
何の考えもなしに買い物をする癖をつけてしまうと、お金が知らないうちになくなる習慣もつきやすいのです。
キャッシュレス社会ではピッとかざすだけで簡単に買い物ができます。実際の支払いは後日まとめてという人が多く、支払日になって「こんなにたくさん買い物したっけ?」と驚くことにつながります。
買い物をする前に、「今日買うものはこれとこれ」など、買い物の計画を立てましょう。そして、それ以外のものは買わないようにするだけでも無駄遣いは減るはずです。
また、少し欲しいものがあっても、すぐに買い物にでかけるのではなく、数日間待ってから欲しいものをまとめて買い物に出かけるのも有効です。
ひとつの買い物だと数千円など少額で済むため、お金を使うハードルが下がってしまう場合でも、まとめてから購入しようと思うと、数万円などまとまった金額になることも多いですよね。一度の支払いが高額になると「こんなに高額になると支払いが大変だ」ということに気がつき、いくつか買うのをやめる商品が出てくるかもしれません。
知らないうちにお金がなくなる人の習慣3 いくつもサブスクを契約している
毎月定額を支払うだけで特定のサービスを利用できるサブスクは、便利な反面「ほったらかし」にもなりやすい傾向があります。
スマホのアプリなど、少額なものほど要注意。「月数百円のことだから」と使ってもいないのに契約しっぱなしになってはいないでしょうか?また、「便利だから」という理由でいくつものサブスクを契約していると、自分がいくつのサブスクを契約しているのかも分からなくなっていないでしょうか?
利用していないサブスクは、たかが月数百円でも、1年、10年と長い期間で見れば大きな損失につながります。
ひとつひとつは少額でも、いくつも契約すれば毎月の引き落とし額が思ったより高額になっている可能性もあります。引き落とし額が多くなりすぎると、毎月の支払いも大変ですよね。
サブスクは、本当に必要なものだけにとどめ、定期的に見直しましょう。必要ないと感じるサブスクを積極的に解約するだけでも、毎月の引き落とし額は減ってきますよ。
お金は「使った感覚」が大切
「知らないうちにお金がない」というのは、「お金を使った感覚がない」ことが原因であることが多いのです。
あれもこれも「必要だから」と、その場しのぎにお金を使ってしまう習慣を改めるだけでも、「お金を使った感覚」を取り戻すことができますよ。
「お金を使った感覚」を取り戻すことができれば、自然に「今月は使いすぎた」「今月はまだ使える」などの判断もできるようになるはずですよ。
どんぶり勘定を長年続けてしまうと、いつか取り返しのつかないお金のトラブルにまで発展することがありますので、できるだけ早くお金の使い方を見直しましょう。