エアコンのリモコンを上手に使うと節電になる!
エアコンをつける際や温度調整に使う「リモコン」。
ダイキンの広報の方によると、このリモコンに注目してある“3つのこと”を行うと、エアコンで使う電力を抑えることができるそうです。
節電要請も出て電力消費を少しでも抑えたい今、知っているのと知らないのとでは大きく違います。
節電に協力しつつ、電気代も安く抑えられるリモコンの上手な使い方を見ていきましょう!
リモコンの上手な使い方1:風量は「自動」に設定
まず、冷房をつけたらリモコンに表示されている風量をチェックしましょう。
「強」「弱」などがありますが、ここで設定するのは「自動」がおすすめです!
自動に設定しておくことで部屋が冷えるまでは強風で、少し冷えてきたら微風で……というようにエアコン自身が適切なタイミングで風量を調節してくれます。
でも、「微風や弱風のほうが消費電力を抑えられるのでは?」と思う人もきっと多いですよね。しかし、それは大きな間違い!
エアコンはスイッチを入れたときに、がんばって部屋を冷やす運転の際に多くの電気を使います。微風や弱風ではなかなか部屋が冷えないので、部屋が冷えるまでの時間が長くなってしまい、結果的に電気を余分に使うことにもなってしまいます。手動で細かく微風や弱風に調節するよりも、自動の設定のほうが効率的。
風量は「自動」にしておき、効率よく快適な部屋を作っていきましょう!
リモコンの上手な使い方2:暑いときにもまずは風量・風向きを調節
エアコンをつけていても「なんだか暑い」と感じることもあり、つい設定温度を下げてしまいがちです。
しかし、じつはエアコンで使う電気のほとんどが温度を下げるときに使われているので、設定温度を下げるとより多くの電力を消費することにつながります
暑く感じたときには設定温度を下げるよりも、リモコンを使って風量や風向きを調節するようにしましょう!
もちろん、風量を強くすることでも消費電力は増えます。それでも、設定温度を下げたときよりはより少ない電力で済むのだそうです。
冷たい空気が効率よく部屋の中を循環するように風向きは基本的には水平にしておくのが好ましいとされていますが、体感温度を下げるために自分のいる方向に設定するのもおすすめです。
体感温度が下がれば同じ室温であっても涼しく感じるので、電力を抑えたまま涼むことができますよ。
エアコンだけではなく、扇風機やサーキュレーターを併用するもの効果的です。
リモコンの上手な使い方3:スイッチのオンオフは最低限に
多くの家電では「使っていないときはスイッチをオフに」というのが一般的ですよね。
しかしエアコンで使うほとんどの電気は、温度を下げるときに使われます。
設定温度まで下がった室温を維持するための電力は、急に室温を下げようとするときの電気に比べたらとても少ないものなのだそう。
「節電のために」とこまめにスイッチのオンオフを繰り返してしまうのは逆効果!
つけっぱなしのときよりも遥かに多くの電力を消費してしまう場合があるので、注意が必要です。
夏の日中、30分程度の外出の際には、基本的にはエアコンはオンのままの方が節電効果が期待できます。
リモコンを使って、節電しながら快適な部屋に
リモコンの上手な使い方を3つご紹介しました。
電源を入れたら放置しがちなエアコンのリモコンですが、さまざまな設定を行うことで効率よく部屋を涼しくできるのですね。
リモコンを上手に使って、節電しながらでも快適な部屋を作っていきましょう!