まずは全部出しで食器を把握しよう
暮らしているうちに、いつの間にか増えている食器類。食器棚から取り出すときに出しにくさを感じたら、食器整理のサインです。まずは全部出して、どんな食器をどれだけ持っているのか、把握することらはじめましょう。同じようなデザインのモノや、同じ用途で使うモノがないかチェックしてみて。収納家具を増やしたりするのではなく、今の住まいのスペースにおさまる量しか持たない、と意識することが大切です。
我が家の吊り戸棚式の食器収納
我が家の食器棚は、吊り戸棚式の食器棚。横に扉6つ分の容量があります。扉2つ分ずつに分けて、しまう食器の用途や使用頻度別に収納しています。
左側の吊り戸棚はお茶セットを収納
左側の吊り戸棚は、作業台の上の部分にあたるので、1番長い時間立っている場所です。毎日入れるコーヒーやお茶のパックと合わせて、マグやカップ類、ティ―ポットなどを収納しています。
ダイソーのディスプレイラックを活用して、ラックの上の部分をコースターの収納スペースに。お茶を準備するときに必要なモノを、まとめて収納しているので、来客の際などの準備もスムーズです。
また奥行を有効活用するために、セリアのキッチン整理ボックスに、カップ類を収納して取り出しやすく。
中央の吊り戸棚は毎日使う食器を収納
中央の吊り戸棚は、毎日使う食器を収納。ごはん茶碗、汁椀、平皿などを取り出しやく収納しています。
よく使う中皿は、セリアのディッシュスタンドスリムに、立てる収納にすることで、必要なときに片手でサッと取り出せます。
毎日使う平皿を、セリアのキッチンワイヤーディッシュラックの上段に、たまにしか使わないデザート皿を下段に収納することで、重ねる収納でも、取り出しやすくしまいやすくなります。
右側の吊り戸棚は丼ぶり皿やグラタン皿を収納
右側の吊り戸棚は、丼ぶり皿やグラタン皿、大皿を収納。中央の吊り戸棚は、ほぼ毎日使うのに対して、こちらはたまに使うお皿を収納しています。このように、食器棚は、使用頻度で分けて収納すると、使い勝手がよくなります。よく使う食器ほど、作業台から近い場所に収納するのがポイントです。また、大皿や丼ぶり皿などの、重さのあるお皿は両手で取り出せるように、お皿とお皿の間に手が入る、ゆとりある収納を心がけると、更に使い勝手がよくなります。
食洗機から戻しやすい場所かどうかもポイント
食洗機のあるお宅なら、食洗機から戻しやすい場所に食器を収納できているかもポイントです。毎日のキッチンでの動作をイメージしながら、収納スペースを決めてくださいね。
食器収納のポイントと、我が家の食器棚の収納をご紹介しました。キッチンでの作業が少しでもスムーズになるよう、是非食器収納を見直してみてください。