ナスが油を吸いにくくなる裏ワザ
水分の多いナスは、油を吸いやすい野菜のひとつです。焼いている間にスポンジのように油を吸ってしまい、しっかり焼こうと油を追加すると、さらにギトギトになって負のループに……。
油っぽくならないようにするには、“焼く前のひと手間”がポイント! 「ナスを塩水にさらす」ことで解決できるのだそうです。
方法
1.塩水を用意します。濃度は、1%程度が目安です。
2.ナスを塩水に10分ほどさらし、キッチンペーパーなどで水けを拭き取ります。
あとは、いつもどおりに焼くだけです。
塩水によってナスから余分な水分を出し、油を吸いにくくするのだとか……!
どれほどの違いがあるのかを比較するため、塩水にさらさず焼いたナスと、塩水にさらしてから焼いたナスを両方用意してみました。
「裏ワザなし」と「裏ワザあり」を比べると……
<塩水にさらさずに焼いたナス>
これはこれでおいしいのですが、表面のコッテリ感と口に入れたときのベタつきは気になります。1本分食べたらもう十分……という印象です。
<塩水に10分さらしてから焼いたナス>
余分な油を吸っていなく、裏ワザなしのナスよりもあっさりヘルシー! 油っこさがなく、食べやすくなりました。もっと食べられそう。
数分おいておくと、裏ワザなしのナスからは油がしみ出てきました。
どちらも大さじ1と2分の1の油で焼いたにもかかわらず、まったく違う仕上がりです。
ナスをおいしくヘルシーに食べたい、油の消費量を減らしたい方は、塩水にさらしてから焼くことをおすすめします! 誰でもすぐにできる裏ワザなので、ぜひお試しくださいね。