教えてくれた人……青髪のテツさん
48万人(2022年10月現在)のフォロワーを誇るスーパー業界随一のインフルエンサー。長年スーパーマーケットの青果部で勤めてきた経験をもとに、Twitterやブログを通じて野菜や果物の知識を発信中。
『野菜売り場の歩き方』
著者:青髪のテツ
価格:1,430円(税込)
出版社:サンマーク出版
ブロッコリーのおすすめの保存場所とは?
「『野菜』だからと言って、何でもかんでも野菜室に入れるのは間違っています」と青髪のテツさん。野菜によって最適な保存場所は異なり、野菜の種類に合わせて冷蔵庫の部屋を使い分けることで、何倍も長持ちするのだそうです。
たとえば、今が旬のブロッコリー。
購入後は野菜室に入れていませんか?
青髪のテツさんによると、もっともおすすめの保存場所は、「冷蔵室」なのだそう!
「ブロッコリーは最適保存温度が0〜5度。凍らない程度に寒い場所ほど長持ちします。つまり、3〜7度の野菜室だと、温度が高すぎるんです。冷蔵室に入れた場合、野菜室と比べて2倍以上長い期間おいしく食べられます」
青髪のテツさん直伝!「野菜の保存地図」
青髪のテツさんによれば、同じ冷蔵庫の中でも、各部屋の温度はこんなにも違うのだそうです。
- 野菜室:3〜7度
- 冷蔵室:0〜6度
- チルド室:約0度
野菜室・冷蔵室・チルド室・常温保存、それぞれの場所で保存すべき野菜は次のとおり。ぜひ参考にしてみてください。
冷蔵室での保存がおすすめ
- ほうれん草
- 小松菜
- レタス
- 長ネギ・青ネギ
- にら
- アスパラガス
- とうもろこし
チルド室での保存がおすすめ ※チルド室がないときは「冷蔵室」で
- キャベツ
- 白菜(カット)
- ブロッコリー
- カリフラワー
- もやし
野菜室での保存がおすすめ
- 新玉ねぎ
- きゅうり
- ピーマン・パプリカ
- ごぼう
- れんこん
- しょうが
- 大葉
常温保存がおすすめ
- 白菜(ひと玉)
- 玉ねぎ
- トマト
- なす
- かぼちゃ(丸ごと)
- アボカド(完熟前)
- じゃがいも
- さつまいも
正しく保存することで、日持ちして、ひいては節約にもつながるはず! 青髪のテツさんが教えてくれた保存方法で、野菜をよりおいしく、より長持ちさせましょう!