えのき・かぶ・ごぼうを重ねて煮るだけ。野菜の旨味たっぷり“胃腸を温め風邪を予防するおかゆ”レシピ

料理・グルメ

 コロコロかぶの重ね煮おかゆ

2023.01.17

自然食料理研究家でヨガ講師の山田 直です。今回は、新年の弱った胃を休めていたわる、かぶのおかゆをご紹介いたします。

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胃腸を温め、風邪を予防するかぶ

かぶ

春の七草のひとつ「すずな」でもあるかぶ。

古来から胃腸を助ける効果があるとして、新年の食卓に欠かせないものでした。
ビタミンも豊富で風邪の予防にも最適。ほのかな甘味が、寒さで縮こまった身心をほっこりと温めてくれます。

1月7日に七草を食べ損なった方も、かぶなら簡単に手に入るので、葉っぱごと簡単なおかゆにするのがおすすめです。今回は、香りと食感、旨味が上がるごぼう、えのきと一緒に重ね煮にして作りました。

かぶは、薄くスライスして食べる調理法が多いのですが、小さくコロコロとカットすると食べやすく、食感もよく味わえます。炊いたごはんを使ってお手軽にできるおかゆレシピです。

コロコロかぶの重ね煮おかゆ

おかゆ

重ね煮材料 4〜5人分

・ごぼう………50g位(5mm角切り)
・かぶ…………中2個 (200g位) (1cm角切り)
・かぶの葉……1〜2束 (ざく切り)(無ければねぎや小松菜など)
・えのき………100g程 (ざく切り)
・差水…………2分の1カップ
・塩……………少々

カット材料

【おかゆ1人前分量】
・炊いたご飯……100g位
・重ね煮…………100g位
・水………………1カップ強
・塩………………少々

作り方

1. 最初に具となる重ね煮を作ります。
小鍋かフライパン等に塩をひとつまみ振り、カットしたえのき→かぶの葉→かぶ→ごぼうの順に重ねたら、上から塩をひとつまみ振り、差水を鍋ふちから入れます。

重ね煮

2. フタをして火にかけ、差水が沸いてきたら弱火で10分ほど蒸し煮にします。

3. カブがしっとりとし、野菜ブイヨンが出てきたらできあがり。 タッパー等に入れます。

ブイヨン

4. おかゆを作ります。
鍋に水と炊いたご飯を入れて火をかけ、沸いたらときどきかき混ぜながら弱火で7〜8分ほど煮ます。

5. トロっとしてきたら、できあがった重ね煮を旨味ブイヨンごとすくって入れ、 1〜2分ほど煮込んで完成。シンプルに塩を振っていただきます。少しお醤油を差してもいいですね。

おかゆ2

重さを感じたらいつでもおかゆを

残った重ね煮は冷蔵庫で4〜5日保存できますので、少し身体が重いな、胃を休めたいなと思ったときに、さっと重ね煮を出して必要な分のおかゆを作ることができます。

簡単なファスティングがわりに、一食をこのおかゆに変えてもいいですね。春のデトックスに向けて、少しずつ身体に軽さを作り、整えていきましょう。

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著者

山田 直

山田 直

神奈川の写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。 後に、オーガニックレストランのキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさに深く感動。学びを深める。 現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、WSにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。

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