泥はついてた方がいいの…?意外と知らない鮮度が良くておいしい「里芋」の選び方

料理・グルメ

2023.02.19

こんにちは、八百屋歴10年目の青髪のテツです。 まだまだ寒い冬が続いていますね。そんな本格的な寒さを迎える季節に、おいしくなってくるのが里芋です。 里芋は、煮物や豚汁に入れてもおいしいですし、じゃがいものように、フライドポテト、ポテトサラダ、コロッケなど様々な料理に使うことができます。 ただし、里芋は土物野菜の中でも、かなり鮮度劣化が早いので「冷蔵庫に入れていたのに気がついたら傷んでいた」や「今日買ったものを料理しようと思って開封したら傷んでいるのがあった」という話はよく聞きます。 里芋に限った話ではありませんが、美味しい野菜の選び方を知っておくことで今後の生活で鮮度の悪い野菜を選んで後悔することがなくなりますよね。 そこで今回は鮮度がよくおいしい里芋の選び方を紹介していきます。ぜひこの記事を最後まで読んで今おいしい里芋をたくさん食べていただけると嬉しいです!

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おいしい里芋の選び方を紹介

里芋

里芋を選ぶ際のチェックポイントを5つ紹介します。

  • 泥付きのものを選ぶ
  • 皮にしっとり湿り気がある
  • ずっしり重い
  • お尻がまるまると太っている
  • 実がかたくしまっている

※お店でよく出回っている一般的な品種の話です。品種によっては例外がある場合があります。

里芋を選ぶときは、まず皮の状態をチェックしましょう。表面に泥がついているものと洗浄されているものがありますが、両方置いてある場合は必ず泥付きのものを選んでください。泥付きの里芋の方が鮮度が保たれやすいので、長持ちします。

また、皮にしっとり湿り気があるものを選びましょう。お店で働いていると、よくわかるのですが、入荷したばかりの鮮度の良い里芋は、表面に湿り気がありますが、陳列し時間が経ってくると、次第に乾いていきます。

重いものを選んだほうが良いというのも同じ理由で、陳列時間が長いと乾燥していき水分が抜けて軽くなっていきます。持ち比べてみてなるべく重いものを選びましょう。

形はお尻がまるまると太っている里芋の方がおいしいとされています。

私が仕事で里芋の鮮度チェックをする際は、全ての里芋を袋の上から触ります。全体的に触ってみて、一部分でも柔らかい部分があれば傷み始めているので、撤去して見切りに回します。
里芋里芋里芋里芋

 今が旬の里芋をたくさん食べてください

里芋は年中出回っているため、いつが旬の野菜なのかわかりにくいかもしれませんが、寒くなってくるこの時期が旬の野菜になります。
旬の野菜は味がよく、流通量も増えるので、価格も下がりやすくなります。たくさん買ってたくさん食べていただけたら嬉しいです。

個人的にオススメの食べ方は愛媛県の郷土料理「いも炊き」です。いも炊きとは愛媛県の料理で、鶏肉、里芋、こんにゃくなどの具材を入れる鍋料理で、とてもおいしいので、ぜひ一度試してみてほしいです。

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著者

青髪のテツ

青髪のテツ

八百屋歴10年、SNSで野菜の発信活動を続けています。 総フォロワー40万人を超えました。 野菜・果物の選び方、保存方法、簡単レシピ、節約について書いていきます。

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