片付けてどんな暮らしを送りたいのかを明確にする
人は、目的や目標がないと具体的に行動しないもの。まずは、片付けてどんな暮らしを送りたいのかを明確にしましょう。「スッキリした空間にしたい」「暮らしやすい空間にしたい」といった抽象的な目的ではなく、「趣味の映画をプロジェクターでゆったり見れるくつろぎ空間にしたい！」「食材やキッチンアイテムがどこに何があるか一目瞭然のキッチンにしたい！」などのように、より具体的に送りたい暮らしのワンシーンがイメージできるよう明確にしましょう。どんな暮らしを送りたいのかが明確になると、達成するために取るべき行動が見えてきます。
片付けができない自分はだらしない…と自分に×をつけない
片付けに取り組めずにいる方の多くは、片付けを難しく考えすぎています。片付けは難しいものでもなんでもなく、簡単でシンプルな行為です。「片付けていない私はだらしがない人間だ」「片付けもできないなんて恥ずかしい。だから頑張って片付けないと」というマインドで、片付けに取り組んでも疲弊するだけです。
片付けは自分自身を大切にする行為です。自分を大切にするために片付けようとマインドを変えて、取り組んでください。散らかった空間で、自分自身を大切にしているといえますか？ ご自身の心と体がくつろげる空間に片付けて、ご自身のことを大切に扱ってください。
片付けたい場所をリストアップしてみよう
片付けてどんな暮らしを送りたいかが明確になったら、どこを片付けていけばなりたい暮らしに近づけるのかを、具体的にリストアップしていきましょう。少しずつでも確実に片付けが進んでいくように、細かくリストアップするのがおすすめです。まとまった片付けの時間が取れなくても、5分だけでも……と片付けに取り組めるようになります。
これならできそう！と思えるところから片付ける
片付けのモチベーションを維持するためにも、いきなり押し入れやクローゼットを片付け始めるのではなく、「これならできそう！」と思えるところから片付けていきましょう。例えばお財布の中やメイクポーチ、キッチンの引き出しひとつからでOK！ 「ちいさなできた！」を積み重ねていくと、確実に片付けは進んでいきます。
何かのついでに元に戻せる簡単な仕組みをつくる
片付けは、暮らしていく以上続いていくもの。残念ながら、「ここまで片付けきったから完成！ 終わり！」とはいきません。暮らしの中で、いつもいつも片付けを優先的に行うのは難しいので、続けやすい片付けの仕組みをつくることが大切です。片付けスイッチを入れ続けるのは大変ですし、モチベーションは案外当てにならないのもの。何かのついでに、サッと元に戻せる簡単な仕組みをつくることを意識してください。
片付けの一歩を踏む出すための、片付けスイッチの入れ方についてご紹介しました。なんでも始めの一歩を踏み出すのが一番難しいものですが、一歩踏み出せばどんどん片付けは加速します。是非、片付けの一歩を踏み出してみてください。
