直接保存袋に入れて冷蔵庫…はNG!「にんじん」をおいしいまま長持ちさせる“賢い保存法”とは

料理・グルメ

 「にんじん」をおいしいまま長持ちさせる“賢い保存法”とは

2023.02.16

こんにちは、スーパーの青果部歴10年の青髪のテツです。にんじんはけっこう日持ちがする印象があると思いますが、だからこそ冷蔵庫の中に埋もれてしまって、気づいたときにはシナシナに…なんてこともありますよね。 そんなアナタのために、今回はにんじんを一層長持ちさせる裏ワザを紹介します。この記事を最後まで読んで、この時期おいしいにんじんを無駄にせず最後まで食べていただけると嬉しいです!

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 にんじんは湿気の対策をして保存するべし

にんじんは湿気に弱いので、対策をして保存しましょう。
にんじんを冷蔵保存する際の手順を紹介します。
1. ペーパーにつつむ
人参
2. 保存袋に入れる
人参

3. 冷蔵室に入れる

ペットボトルなどを使って、立てて保存するとより長持ちさせることができます。
この方法で冷蔵したにんじんの保存期間は約2週間です。保存期間はあくまで目安です。元のにんじんの鮮度の状態にも左右されるので早めに使い切りましょう。

にんじんの保存場所は冷蔵室がベストです。野菜室だとにんじんにとって暑すぎるので、傷みが早くなります。にんじんの最適保存温度は0〜5℃なんです。冷蔵室のスペースに余裕があるのであれば、にんじんは冷蔵室で保存しましょう。

冷凍庫で保存する方法

またにんじんは冷凍保存もできます。
ただし、にんじんは冷凍するまでに時間をかけることで食感が変わりやすい野菜なので、なるべく早く冷凍させるようにする工夫が必要です。

冷凍保存の手順は以下。
1. にんじんをよく洗う
人参
2. 水けをしっかり拭き取る
3. 細きりや薄く半月切りにカットする
4. 保存袋に入れる
人参
5. 冷凍庫に入れる
このように細きりや薄切りにすることで、冷凍するまでの時間が短くなり食感がかわりにくくなります。

冷凍したにんじんを料理に使うときは、凍ったまま炒めものにしたり、味噌汁に投入しましょう。

保存期間は約1ヶ月です。ただし、家庭の冷凍庫は開けしめが頻繁に行われるので、冷凍しても長持ちしないことがあります。なるべく早めに使い切りましょう。

正しい保存方法で最後までにんじんをおいしく食べて

今回はにんじんの保存方法を紹介しました。
長持ちする保存方法を知ることで野菜を捨てる機会が減れば節約につながります。
お店では捨ててしまうことは利益を下げることに直結するので、なるべくそうならないように工夫しています。これは家計も同じことで、買った食品を捨てるということはお金を捨てているのと同じことです。

また、社会問題になっているフードロスを削減することにもつながります。

ぜひ1度今回紹介した方法を実践してみてくださいね。

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著者

青髪のテツ

青髪のテツ

八百屋歴10年、SNSで野菜の発信活動を続けています。 総フォロワー40万人を超えました。 野菜・果物の選び方、保存方法、簡単レシピ、節約について書いていきます。

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