「お金が貯まらない人」の寝室の特徴
1日のうちでも長い時間を過ごす寝室。“お金が貯まらない人”の寝室には、どのような特徴があると思いますか?
ここでは、「お金が貯まらない人の寝室の特徴」を紹介しますので、お金を貯めるためのヒントにしてみてくださいね。
(1)整理整頓ができていない
お金を貯めるのが苦手な人は、整理整頓が苦手な人が多いものです。
一般的に寝室というのは、寝具だけでなく、衣類などさまざまなものが集まりやすい部屋でもあります。整理整頓が苦手な人は、そのようなものがごちゃごちゃになって寝室に集まりやすい傾向があります。
なおかつ整理整頓ができていないと、そのごちゃごちゃがいつまでたっても改善されないことにもなりやすいので、自分が何を所有しているかわからなくなることが多くなります。
その結果、買わなくてもいいものを買ってしまうなどの無駄遣いをすることもあり、お金が貯められないことにもつながりやすいのですね。
ただ、整理整頓が苦手な人は、ものを上手に整理整頓する技術を磨くことも苦手なことが多いので、無理をして整理整頓をすることがストレスになるという人もいるのではないでしょうか。
このような場合は、できるだけ「余計なものを持たない工夫」をすると、整理整頓が楽になるだけでなく、無駄遣いも減らすことができますよ。
(2)趣味のものが多すぎる
寝室は、一日の疲れを癒やす場でもありますが、就寝前の楽しい時間を過ごす場でもあります。
そのため、就寝前の時間を充実させるための趣味のものが、寝室にたくさんあるという人も多いでしょう。
もちろん、趣味を持つことは心身の健康のためにも素晴らしいことですし、自由な時間を満喫するという意味でも意義のあることです。しかし、ときに「欲しい」という気持ちに我慢ができなくなってしまうことも多いものです。
最近は「推し活」などという言葉もありますが、趣味のためにお金が際限なく使われていて「お金がない」と感じている場合は要注意です。
趣味はあくまで趣味として大切にしたいものですが、生活を圧迫するまでにならないよう「節度を持って楽しむ」という範囲にとどめておきましょう。
(3)電化製品が充実しすぎている
寝室には、エアコン、照明だけでなくテレビ、パソコン、ゲーム機などさまざまな家電も集まりやすいものです。
お金を貯めるのが苦手な人は、このような寝室に置く電化製品も多めな傾向があります。
リビングにも同じような電化製品がある上に、寝室にも同じものおいているような場合、その電化製品にかける値段は単純に考えれば2倍になります。家族が多くそれぞれの部屋に同じようなものがあるなら、2倍、3倍と部屋の数だけ電化製品にかけるお金が高くなります。さらに同時に稼働させれば月々の電気代も2倍、3倍に跳ね上がっていきます。
通常稼働させる電化製品が多すぎる人は、月々の支出も多くなってしまい、お金が貯まらないことにつながりやすくなってしまうのですね。
もちろん電化製品が多すぎることを気にする必要がない人もいますが、「電化製品の買い替えが頻繁」「月々の電気代が高すぎる」などの悩みがある人は、寝室にある電化製品の数を見直すことで、支出を抑えることができるはずですよ。
(4)インテリアにこだわりすぎている
一般的な寝室は、寝具だけでなく、ベッド、カーテン、照明をはじめとした心地よい空間のためのインテリアも充実しています。
そのひとつひとつにこだわりがあり、奮発して高級なものを取りそろえていた場合、数年後はどうなるでしょうか?
インテリア用品をはじめとした「もの」にはかならず寿命があり、いつかは買い替えなくてはならない時がやってきます。
一度高級なものをそろえた人は、次も高級なものをそろえたくなるでしょう。
またそこで買い替えたとしても数年後には新たに同じく高級なものに買い替えるというサイクルを考えると、インテリアにこだわりがありすぎる人は、一生に使う寝室のため維持費がかなり高額になってしまいます。
インテリアにこだわることは楽しいものですが、こだわりすぎて「お金がなくて苦しい」のであれば、身の丈に合わせた範囲でこだわりを持つようにするだけで、生涯で寝室のために使うお金を減らすことができますよ。
お金が貯まりやすい人の寝室を目指そう
お金が貯まりやすい人は、寝室だけでなく、どの部屋もシンプルなことが多いものです。
余計なものを買いこみすぎないので、お金も使いすぎず、結果としてお金が貯まりやすくなるのですね。
もちろん、だからといって何もない無機質な寝室にした方が良いということではありません。
楽しみとしてのこだわりはできる限り取り入れながらも、家計を圧迫するほどにはこだわりすぎないというバランス感覚が大切ですよ。