「玉ねぎ麹」とは?
米麹を使った有名な調味料といえば塩麹ですよね。塩麹は、最近ではスーパーなどでも手軽に買うことができたり、自宅でも簡単に作ることができるので冷蔵庫に常備されている方も多いのではないでしょうか。麹調味料は、麹の作用で食材の旨味を引き出したり、お肉などを柔らかくしたりとさまざまな効果があります。そんな麹調味料の1つである「玉ねぎ麹」を今回はご紹介します。
コンソメの代わりに使えて腸もよろこぶ調味料
グラタンや洋風スープなど洋食料理を作るときにコンソメで味を整えることがありますよね。玉ねぎ麹は、そんなコンソメの代わりにも使うことができます。腸内環境を整えるために麹調味料を使いたいと考えている方にも、ぜひ常備して使ってほしい調味料の1つです。それでは玉ねぎ麹の作り方をお伝えします。今回はヨーグルトメーカーで時短で作ります。
玉ねぎ麹の作り方
材料
- 新玉ねぎ 400g
- 米麹(乾燥) 150g
- 塩 80g
※上記の分量で、塩分濃度が約13%ほどの玉ねぎ麹ができあがります。
作り方
1. 玉ねぎのヘタを取り除き、綺麗に洗った後、細かくカットします。
2. ミキサーで玉ねぎを細かくします。
3. 米麹を手で細かく砕き、塩とよく混ぜます。
4. 刻んだ玉ねぎを手順3にいれます。
5. ヨーグルトメーカーの容器にいれます。
6. 58度で10時間ヨーグルトメーカーで発酵させます。その際に途中でなんどか混ぜてください。
7. できあがった玉ねぎ麹の粗熱が取れたら、煮沸消毒した容器などにいれて冷蔵庫で保存します。
活用方法
玉ねぎ麹は冷蔵庫で3か月ほど保存することができます。玉ねぎ麹は、グラタンやドリアなどを作る際にコンソメの代わりに入れることができ、スープにいれれば具を加えるだけでおいしいスープが作れます。
玉ねぎ麹には塩が含まれているので、塩を追加する前には必ず味を確認してから加えるようにしてください。
玉ねぎ麹に入っている麹の粒の口触りが気にならないかと聞かれることがありますが、料理に混ぜてしまえばとくに気にならなくなりますよ。いつもの調味料を玉ねぎ麹に代えることで、手軽に腸内環境を整えることができて、体も喜ぶ料理に変わります。ぜひ、玉ねぎ麹を試してみてくださいね。