すぐに傷む「とうもろこし」の正しい保存法。生のまま・茹でたあとでは保存方法が変わる!

料理・グルメ

2023.06.01

こんにちは、スーパーの青果部暦10年の青髪のテツです。本格的に暑くなってきて、夏野菜がおいしい時期になりましたね。個人的に一番好きな夏野菜は「とうもろこし」なのですが、お店でもとうもろこしが1本100円前後になると、飛ぶように売れていきます。そんな夏野菜の中でも特に人気の高いとうもろこしですが、皆さんは正しく保存できていますか?気がついたら冷蔵庫の中で萎びていたという経験がある方もいるのではないでしょうか。実はとうもろこしは夏野菜の中でもかなり鮮度劣化が早い野菜です。例えば、採れたてのとうもろこしは生で食べても甘くておいしいと言われますが、逆に食べるのが1日遅れるだけで、食味はかなり変わってしまう繊細な野菜なんです。そこで今回は「とうもろこしの劣化を防ぐ保存方法」を紹介していきます。

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とうもろこしを保存する際の基本

冒頭に書きましたが、とうもろこしはとても鮮度劣化が早い野菜です。

収穫したその時から、糖度がどんどん落ちていきますし、鮮度はすぐに悪くなります。

なので、とうもろこしはなるべく生のまま保存しないでください。
すぐ食べられない場合は、茹でてから冷蔵庫で保存しましょう。

茹でたとうもろこしの保存方法

とうもろこしを茹でて保存する際の手順を紹介します。

1. 薄皮を2〜3枚残し残りの皮をむく。


2. 沸騰させたお湯にとうもろこしを入れて3分茹でる。とうもろこし


3. 保存袋に入れて冷蔵庫の冷蔵室で保存とうもろこし

とうもろこし

この方法で保存したとうもろこしは2〜3日で食べ切りましょう。このように、茹でてから保存するのが基本ですが、時間がないなど生のまま保存したいという方は、以下の方法で保存してください。

生とうもろこしの保存方法

生のとうもろこしを保存する方法を紹介します。

1. 皮がついたままペーパー(新聞紙かキッチンペーパー)でつつむ。

とうもろこし

2. 保存袋に入れる。(スーパーの袋でもOKです)



3. 冷蔵庫の冷蔵室で保存。

生のとうもろこしを保存する際のポイントは、保存温度と湿度管理です。

とうもろこしは乾燥すると、すぐに実が萎びてしまいます。乾燥させないように、皮がついている状態でペーパーや袋に入れましょう。

また、野菜は全て野菜室で保存がベストだと思っている方がいますが、とうもろこしの最適保存温度は0〜5度と言われています。冷蔵庫は野菜室よりも冷蔵室の方が温度が低いので、とうもろこしは冷蔵室で保存がベストです。

この方法は、あくまでどうしても生で保存したいという方向けの方法です。
茹でてから保存するのが一番良いということは頭に入れておきましょう。とうもろこし

とうもろこしをたくさん食べてください


今回は「とうもろこしの正しい保存方法」を紹介しました。今回紹介した方法を使って、とうもろこしを最後までおいしく食べ切って頂けると嬉しいです。とうもろこし

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著者

青髪のテツ

青髪のテツ

八百屋歴10年、SNSで野菜の発信活動を続けています。 総フォロワー40万人を超えました。 野菜・果物の選び方、保存方法、簡単レシピ、節約について書いていきます。

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