新鮮なヒゲは生でもおいしい!
とうもろこしの間引きであるヤングコーン。水煮ではない生のものは、初夏のこの時期にだけ出てくる旬の野菜ですね。ヤングコーンは、粒1個に対し、ヒゲ1本が付いており、ヒゲはいわば粒へと栄養分を運ぶへその緒。そのヒゲは漢方では玉米鬚(ぎょくべいしゅ)と呼ばれ、カリウムが豊富に含まれており、むくみ対策にもなります。
そして新鮮なヤングコーンは、実はヒゲまでシャキシャキで、生でもおいしくいただけます。梅雨でジメジメして身心が重いこの季節。いつもはむいて捨てていたヒゲも使って、軽やかなサラダにしていきましょう。
ヤングコーンの下ごしらえ
まずはヤングコーンとヒゲを分けて、下ごしらえをしていきます。
1. ヤングコーンの外皮は柔らかいので、真ん中から手で簡単にさけます。
2. 外皮をむくと、綺麗なヒゲがびっしり。
3. ヒゲをプチっと取り、茶色い部分は落とします。ヤングコーンについている硬い緑色の皮もむきます。
4.ヤングコーンは、小さいフライパンなどに浸かるぐらいの水と塩少々を入れ、沸騰したら弱火で2分ほど茹でます。大きいものは半分にカットしてください。
そのままサラダでもいいですし、少し焼くと甘さが増します。
ヤングコーンのヒゲサラダ
【材料】
・ゆでたヤングコーン
・ひげ
・ベビーリーフ等
・その他夏野菜
・しょうゆ……適量
・ごま油……適量
1. ヒゲは軽く洗ってから、食べやすい大きさに手でちぎります。鮮度がいいものは生のままでもおいしくいただけますが、気になるようなら軽く茹でます。
2. そのままサラダに盛り付けて、軽く焼いたヤングコーンも添え、ごま油としょうゆを混ぜたドレッシングをかけていただきます。
とうもろこし独特の甘味とシャキシャキとした食感があるので、しょうゆ系のドレッシンングなどがおすすめです。
レタスやベビーリーフなどの上にパラパラとかけると、お洒落な盛り付けにも。白髪ネギのようなイメージでも使えますね。料理が明るく映えてきます。
かき揚げやスープにも使ってフードロスを
天ぷら粉などを薄めに着けて、かき揚げにするのもおすすめ。刻んだヤングコーンやとうもろこしなどを加えてもおいしいです。
他にもみそ汁やスープの仕上げに刻んで入れたり、炒め物に使ったりと、用途は広く使えます。
もったいないフードロスを減らして、旬のおいしい食材を余すところなく食べていきたいですね。ぜひお試しください。