梅雨どきは特に「忘れもの」が増える。忘れものが多い人の行動“3つの特徴”

家のこと

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2023.06.20

最近、忘れものが多いなというお悩みはありませんか? じつは「梅雨の時期は特に、忘れものが増えがちな季節」というのは「時間を貯める」という概念を提唱する『時間が貯まる 魔法の家事ノート』の著者、三條凛花さん。忘れものを防ぐためにできる対策について教えてもらいました。

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梅雨の時期は忘れものが増える

最近、忘れものが多いなというお悩みはありませんか? 梅雨の時期は特に忘れものが増える可能性があります。

雨出典:stock.adobe.com

    皆さんは、雨の日に増えるものをご存じでしょうか? じつは3つあります。

    雨の日に増えるもの

    1. 持ちもの
    2. 準備・身じたくにかかる時間
    3. 移動時間

    雨の日には晴れた日より負担が大きくなるため、朝にバタバタすることが増え、忘れもの増加に注意が必要です。

    そこで今回は、忘れものが多い人の特徴をご紹介したいと思います。

    忘れものが多い人の特徴1 天気を細かくチェックしていない

    天気予報出典:stock.adobe.com

    1つめの特徴は「天気を細かくチェックしていない」こと。

    天気予報を見たけど玄関ドアを開けると雨が降っていた!
    完全防備をしてから外に出てみたら曇っているだけだった……。

    こんな経験はありませんか? 室内から外の様子がわかりにくいおうちで起こりがちだと思います。しかも、天気そのものも変わりやすいですし、地域によって微妙に差異が出たりすることもありますよね。

    持っていなかったものを用意する“雨じたく”や、「雨具を着ていく」ことから「雨具を持っていく」ことへの“急な変更”などは、慌てたり時間がなくなったりして忘れものにつながってしまいます。

    わが家では、2つの対策をしています。

    1. 現在地を設定した状態の天気予報アプリやサイトをぱっと開ける状態にしておくこと
    2. 玄関に行ったらまず外に出て確認タイムを作ること

    これらの対策で、朝の忙しい時間に慌てることなく、準備時間を短くすることができますよ。

    特徴2 いつも同じ時間に起きている

    起きる出典:stock.adobe.com

    2つめの特徴は「いつも同じ時間に起きている」ことです。前述したように、雨の日は朝のやることがいつもより増えます。晴れた日と同じように起きて、同じように準備をしていると、もちろん時間が足りなくなってしまいますよね。

    そこで3つの対策を紹介します。

    (1)雨の日は出発時間を見直す
    到着したい時間から逆算し、念のため移動時間を10分、身じたく時間を10分多めに見積もっておくのがポイントです。

    (2)「雨の日セット」を作っておく
    雨の日に使うものをまとめておきます。

    (3)「雨の朝にやることリスト」を作っておく
    雨の朝にやることをリストアップし、見たらすぐに動ける仕組みを作っておきます。

    特徴3 洗い替えが少ない

    洗い替え出典:stock.adobe.com

    3つめの特徴は「洗い替えが少ない」こと。意外に思われるかもしれませんが、梅雨時期ならではの理由があります。

    この時期は、悪天候で衣類や持ち物、靴が濡れます。部屋干し中心になるため、乾くのにも時間が必要です。

    モノを少なく持っていて洗い替えが少ないケースでは、前夜のうちに濡れた分を補充して完璧な状態にしておくことができません。朝に乾いたものを急いで詰め込むことになるため、慌ただしくなってしまうのです。

    雨の時期に使うものだけは、なるべく洗い替えを持っておく。どうしても無理な場合は起きる時間を5分早める。こういった対策で解決できそうです。

    いかがでしたか? 梅雨の時期は持ちもの・準備時間・移動時間が増えます。
    朝の負担が増えるため慌ただしくなり、忘れものにつながるため、お悩みの方はぜひ紹介した対策を参考にしてもらえると嬉しいです。

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    著者

    三條 凛花

    三條 凛花

    夫、4歳の長女、0歳の長男、猫2匹と暮らしています。暮らしの中にあるさまざまなプチストレスは、探す・調べる・迷うといったことが原因です。そうしたむだな時間をなくして、自由に使える時間を貯める工夫を発信しています。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。

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