カラダがよろこぶ!栄養とミネラルがたっぷり入った「夏野菜のまるごとスープ」のつくりかた

料理・グルメ

 夏野菜のまるごとスープ

2023.07.11

ヨガ講師で自然食研究家の山田 直です。 今回は、暑い季節の夏バテ対策に、野菜だけで作る栄養とミネラルたっぷりのスープをご紹介いたします。

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野菜の栄養まるごとで夏バテ対策

夏野菜

暑い日差しの日々がやってきました。

汗をたくさんかき、熱で代謝も増加するこの季節は、身体にも多くの負担がかかり、夏バテの原因にもなってきます。そんなときに是非取りたいのが、彩り鮮やかな夏野菜。

抗酸化作用を持つトマトのリコピン、紫外線対策にピーマンのビタミンC、ナスのアントシアニン、トウモロコシのゼアキサンチンなどが、身体にこもった熱を下げ、弱った身体機能を改善してくれます。
そしてスープで食べる事で、それらの栄養を逃さずまるまる摂取でき、適度な水分とミネラル補給にもなります。

今回は、野菜の旨みを最大限に引き出す重ね煮のテクニックを使い、出汁も使わない、塩としょうゆだけで味が決まり、冷製にもできる、絶品夏野菜スープを作っていきましょう。

夏野菜のまるごとスープ

夏野菜スープ

材料

・トマト(ざく切り)……大2個 
・とうもろこし(削ぎ落とし)……1本      
・ピーマン(ざく切り)……2個  
・ナス(ざく切り)……中1本 
・ズッキーニ(ざく切り)……2分の1本 
・玉ねぎ(1cm角切り)……中1個 

・にんにく(スライス)……1片かけ      
・ごま油……大さじ1
・差水……1カップ
・塩…ひとつまみ

・塩・しょうゆ……各少々

作り方

1. 鍋かフライパンにごま油を入れ、にんにくを色よく炒めます。火を止め、その上にトマト・とうもろこしを重ねていきます。

重ね煮1

2.さらにピーマン、ナス、ズッキーニ、玉ねぎを順番に乗せ、 上から水出しのための塩ひとつまみを振ります。

重ね煮2

3.差水を入れたら蓋をして火をかけ、沸騰したら小弱火で15〜20分ほどゆっくりと加熱します。

出来上がり

4. トマトと野菜から出た水分が上がってきて、野菜に火が入ったらできあがり。もし水分が少なければ水を足し、1〜2分煮込みます。

野菜の水分量などにより味が毎回変わってきますので、 まずはスープのそのままの味を確かめてから、塩で味を整えて、しょうゆでコクをプラスしてください。元の自然な味わいを活かしながら、少しずつ味を整えるのがポイントです。

残りは冷製のスープやパスタにアレンジ

出来上がり2

残った野菜スープは、冷蔵庫で4〜5日保存できます。たっぷり作ってストックしましょう。

アレンジ

冷たく冷やして冷製スープにしたり、オリーブオイルとレモン汁を加えて冷製のパスタにアレンジするのもおすすめです。冷たいと味がぼやけやすいので、少し塩を効かせると味が締まります。
またわが家では、朝食のピザトーストの具材にもしています。カレーに入れてもOKですよ。

夏の栄養と滋養をたっぷりいただくまるごとスープ、是非お試しください。

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著者

山田 直

山田 直

神奈川の写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。 後に、オーガニックレストランのキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさに深く感動。学びを深める。 現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、WSにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。

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