「洗濯槽」のカビや汚れを防いでキレイが持続する“3つの方法”

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 「洗濯槽」のカビや汚れを防いでキレイが持続する“3つの方法”

2023.08.24

衣類を洗うのに欠かせない洗濯機。毎日のように使っているうちに、洗濯機自体の汚れが気になる方も多いのでは? 今回はお掃除のプロおそうじダイアリーさんに、「洗濯機をきれいに使うための洗濯方法」を教えていただきます。

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教えてくれたのは……おそうじダイアリーさん

関東エリアを中心に、洗濯機分解清掃を行っている掃除のプロ。年間約600台近くの洗濯機をきれいに清掃している。YouTubeチャンネルの「おそうじダイアリー」では、家庭でできるかんたんな掃除方法を発信中。

洗濯機をきれいに使うための洗濯方法とは?

今回は、約1年使った洗濯機の分解清掃をしました。汚れやカビがほとんどない状態で、ステンレス槽もピカピカでしたが、底の部分には汚れが溜まっていたので除菌洗浄をしました。

洗濯機出典:www.youtube.com

このキレイにしたあとの状態を今後も保ちたいというご依頼だったので、洗濯機をキレイに使うコツをご紹介します。

1.マグネシウム洗濯をする

洗濯機が汚れにくく、また合成洗剤を使いたくない方には、マグネシウム洗濯がおすすめです。

マグネシウム洗濯出典:www.youtube.com

マグネシウム洗濯は、界面活性剤の入った洗剤を使わずに、マグネシウム粒の入った袋を入れて洗濯をする方法です。水洗いのための助剤としてマグネシウム粒を使います。

マグネシウム粒は洗濯をするたびに減るので、そのたびに補充が必要です。ただし、以下のような方は、マグネシウム洗濯は不向きです。

マグネシウム洗濯が不向きな方

  • 衣類の汚れをしっかり落としたい
  • ニオイをよくしたい
  • 白いTシャツやワイシャツを真っ白にしたい

界面活性剤を使わないので、洗浄力自体も当然弱いです。長年マグネシウム洗濯をしていると白いTシャツが生成りになることもあるので、真っ白にしたい方には不向きですのでご注意ください。

予洗いが必要

泥で汚れた白い靴下出典:www.photo-ac.com

洗浄力自体が弱いので、子どもの泥汚れは予洗いが必要です。汚れた部分を石けんでゴシゴシこすってから洗濯機に入れます。

また私の場合は残り湯を使っているので、過炭酸ナトリウムを入れています。すべての菌を除菌できるわけではありませんが、除菌、漂白、消臭を過炭酸ナトリウムで行います。

2.洗濯槽クリーナーを使う

洗濯槽を掃除している洗濯機出典:www.photo-ac.com

マグネシウム洗濯をしていても、衣類からでる皮脂・汗、いろいろな汚れが洗濯槽に残ります。残った汚れは洗濯槽の汚れに繋がるので、定期的に洗濯槽クリーナーを必ず行うことで落とします。

洗濯槽クリーナーを使う頻度は、月に1回ほど洗濯槽クリーナーを行うときれいな洗濯機を保てます。

3.すすぎの回数を変える

洗濯機に洗剤を入れる人出典:www.photo-ac.com

すすぎの回数が少ないと洗剤が残る可能性があるので、洗濯槽も汚れやすくなります。

しかしすすぎの回数を増やすとその分毎月の水道料金も上がるので一概には言えませんが、水道料金を気にしないのであれば、すすぎの回数や水の量は多い方がいいでしょう。もし洗濯槽をキレイに保ちたい場合には、今より1回程度すすぎの回数を増やすこともオススメです。

いかがでしたか? 洗濯機をきれいに使い続けるには、洗剤を変える、洗濯槽クリーナーを使う、すすぎの回数を変えるなどの方法があります。無理のない範囲でできる予防法を試していきたいですね。

▼詳しい内容は動画でも確認できます。

※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。

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著者

ayako

ayako

「笑顔になるように」を大切に毎日を過ごしています。 子どもと図書館で一緒に過ごすことが大好きです。 皆さんのお役に立てるように頑張ります。

教えてくれた人

おそうじダイアリー

おそうじダイアリー

ご家庭でも活用出来る『簡単お掃除テクニック』や『便利グッズ』の紹介など、実際にご訪問した先での主婦の皆様のお困りごとを解消する掃除術をお届けします。 皆さまの生活がより綺麗により輝く毎日のちょっとしたお手伝いになればと思っております。

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