夏休み中の食事を見ればわかる。「食費が平均よりも少ない家庭」4つの特徴

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2023.08.26

家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。「夏休みになると気になるのは食費」という人も多いと思います。今回は、これまで1000件以上の家計相談をお引き受けしてきた経験から、食費が平均よりも少ない家庭の「夏休み中の食事の特徴」についてご紹介します。

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「食費が平均よりも少ない家庭」の夏休み中の食事の特徴

食費出典:www.photo-ac.com

夏休みになると、子どもの昼食費などが増えることから、食費の増加が気になるという人も多いものです。

ここでは、これまで1000件以上の家計相談をお引き受けした経験から、「食費が平均よりも少ない家庭の夏休みの食事の特徴」を紹介します。

夏休みは特に食費が高くなりがち……と不安な人は参考にしてみてくださいね。

(1)コンビニの利用が少ない

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夏休みになると、食事の用意をしなければならない機会が増えるため、「少しでも簡単に済ませたい」と夏休みの食事にコンビニを頻繁に利用している人も多く見られます。

しかし、「食費が平均よりも少ない家庭」では、夏休みの食事にコンビニを利用する回数は少なめであることが多い印象です。もちろん「全くコンビニを利用していない」わけではありませんが、夏休みだからに限らず、「コンビニに立ち寄ると余計な買い物までしてしまうので、普段からなるべくコンビニを利用しない」と答える人が多く見られます。

もちろん、コンビニの方が「外食よりは安い」という場合もあるでしょうし、一人暮らしなどで「自炊するよりもコンビニの方が安い」という人もいますから、一概にコンビニを利用することを否定するものではありません。

しかし、「普段からついフラッとコンビニを利用する習慣のある」人ほど、ちょっとした支出がちょこちょこ積み重なり、いつの間にか大きな支出になってしまう人が多く見られるので気をつけましょう。

(2)外食の機会が少ない

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夏休み中の食事を用意する負担を減らすため、「外食を利用する」という人も見られます。

最近は、外食費の値上がりも見られるようになったことから、外食の回数が多い人は、もともと平均より高くなりやすい食費がさらに高くなってしまうことになります。

一方、「食費が平均よりも少ない家庭」では、外食を利用する回数も少なめである傾向があります。なかには、「月に利用する外食の回数を数え、回数による制限をかけている」と答える人もいるほどです。

「たまの息抜きに外食を利用したい」という人もいると思いますが、「息抜き」の範囲を超えて、「毎週末の習慣になっている」などの人は、やはり食費も平均より高い傾向にあります。

「食費が平均よりも少ない家庭」ほど、できる限り「自炊」を心がけている人が多く見られるので、外食費がかかりすぎているという人は、頻度を少なくできないか検討してみると良いでしょう。

(3)買い物の回数を意識している

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「昼食を外食し、少し時間がたったらおやつ代わりにカフェに立ち寄って……」と、1日のうちに食事のために立ち寄る場所が多い人ほど、当然のことですが食費が高くなる傾向があります。夏休みという時間がある時期だからこそ、余計に食事のために立ち寄る場所が増えやすいのです。

1日の買い物の回数が多ければ多いほど、ついでに余計なものを買いがちですし、食費の問題だけでなく、慢性的な食べ過ぎにつながっているケースも見られます。

一方、「食費が平均よりも少ない家庭」では、「買い物の回数を意識している」という人が多い傾向があります。例えば、「食費を安くするためにまとめ買いをしている」などのようなことです。

もちろん、だらだら食事をする日を夏休みの一部の日だけなど、限定しているならば影響は少ないものです。しかし毎日のように、夏休みだからという理由でだらだら買いが多くなってしまうと、食費の増加につながりやすいので気をつけましょう。

(4)「少しでも安く」という意識がある

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「夏休みだから少しくらい」と財布のひもを緩めて食事を楽しむのも素敵なことですよね。

とはいえ、コンビニに外食にカフェにと、食費が高くなりがちな場所での食事が際限なく増えてしまうと、夏休みの食費も際限なく増えてしまいます。特に、普段からキャッシュレスで支払いを済ませている人などは、お金を使っている感覚がないままに食費を増やしてしまい、1、2ヵ月後の支払い明細を見てびっくりするようなケースもあります。

一方、「食費が平均よりも少ない家庭」では、普段から食費の増加には敏感である人が多い傾向があります。なかには、「夏休みになるとうちは毎年これぐらい食費が増えるので……」と数字で答えられるほど、食費の管理に熱心な人もいるほどです。

「この商品はコンビニで買うよりスーパーで買う方が安い」など、「同じものを食べるならより安く」という意識が高い人も多く見られます。

「この商品の相場がいくらかも分からない」という人ほど、高いものでも気にせず買ってしまい、支出の増加を招くことがありますので、食費の増加が気になる人は価格差も気にするようにすると、節約につながります。

夏休みの食事を見直そう

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夏休みだからこそ、普段より食事を楽しみたいという気持ちもわいてくるもの。夏休みの思い出を作るという意味でも、時々はそのようなお楽しみを取り入れるのも楽しいですよね。

しかし、普段とは違う食事を楽しむ日も、回数が多くなりすぎてしまうと、浪費につながるケースが多く見られます。楽しい夏休みだからこそ、ある程度の節度を守り、食費の増やし過ぎが家計を苦しめる原因にならないように気をつけましょう。

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著者

あき

あき

東京都在住。夫、子供3人の5人家族。家計簿&家計管理アドバイザー。 節約主婦として日本テレビ「ヒルナンデス」、NHK「人生レシピ」フジテレビ「バイキング」などに出演。著書に「あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」他。 もともとは超がつくほどの現金主義だが、最近はほぼ全額キャッシュレス決済。ポイ活や家計簿アプリにも詳しい。

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