10年のセックスレスを解消!セックスレスに悩む女性たちの“涙の体験談”

家族・人間関係

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2023.09.12

夫婦仲で悩む女性のためのカウンセラーとして活動されている八馬ゆみさん。八馬さんはこれまでに9,000人以上の夫婦仲再構築に関わってきたそうです。セックスレスに悩む女性たちが、八馬さんのアドバイスをきっかけにセックスレスを解消されているということで、実際にあった解消事例について聞いてみました。

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八馬さんのもとには、セックスレスに悩む女性が多く相談に訪れるそうです。第1回目の連載で、八馬さんが普段アドバイスをされている内容を教えていただきましたが、今回はそれらのアドバイスをコツコツ実践し、つらいセックスレスを解消した方々の体験談を紹介します。

夫にもう一度恋をして10年のレスを解消

うれし泣きする女性出典:stock.adobe.com

5か月前に夫の浮気を知り、絶望的でしたが、先日10年のレスから解消できました! 嬉しすぎて泣いてしまいました。カウンセラーさんが言うように、自分を整えること、愛を出すことをコツコツ実践してきました。

恋愛期間中の、夫が私を大好きだった頃の自分に戻るよう心がけていました。最近は、わからないことは可愛く「教えて欲しいなぁ」と甘えてみたり、小学生の娘に負けじと、かわいこぶりっこをしたり、わたしなりに努力をしてみました。

夫と出会って20年、新たな気持ちで夫に恋をしています。「この10年、いったい私は何をしていたのだろう」と目が覚めた気持ちです。夫と出会って以来、今が一番幸せ。夫にベタベタしたり、甘えたり、楽しんでやっています。

自分のために動くことでこんなにも状況は変わるんですね!

浮気をしていた夫と4年のレスを解消

夫の浮気と風俗通いが原因で別居をしていましたが、講座に参加してから再同居することになりました。とは言え、私の中のモヤモヤが続いていました。

夫が家事をしてくれたり、子どもの世話をしてくれても、その行動を素直に受けとれず、感謝できませんでした。

でも、「このままでは、再同居した意味がない!」と、学んだことをいろいろ実行してみました。スカートやかわいい下着を身につける、エステに行き自分磨きをするなど、自分をとことん甘やかして女性であることの喜びを楽しみました。

女性であることの喜び出典:stock.adobe.com

そんなことを続けていたら、夫からお誘いがありました。
浮気や風俗のことが頭をかすめ「受け入れられないかも……」というネガティブな気持ちもあったのですが、大丈夫でした。そして夫から「たまには子どもが寝た後にしよう」と言ってもらえた瞬間、涙が出てきました。

本当は「さみしくて夫とふれあいたかったのだ」という本当の自分の気持ちに気付くことができました。

その後も、夫が家族で久しぶりの海外旅行に連れて行ってくれたり、「かわいい」と言ってくれるようになり、とても幸せな日々を送っています。去年の今ごろは、人生どん底でした。当時の絶望的だった自分に、今の私から「1年後のあなたは、幸せに過ごしている。大丈夫だよ」と教えてあげたいです。

私を無視し続けていた夫と48日でレス解消

自分勝手で、喧嘩すると一切話さなくなる夫。「話しかけてくるな!」「ご飯も自分で作るからいらない!」「一緒に過ごしたくない!」と怒鳴られ、挨拶も無視される日々が続いていました。
初回カウンセリングを受けて、自分の傲慢さや感謝が足りないことなど、いろいろ気付かされました。そこから私の快進撃がスタートです。

大きく分けると2つのことを実践しました。

1.夫への詮索をやめる

笑顔で見送る出典:stock.adobe.com

夫の女性関係を疑って大喧嘩し、それ以来私はいつも夫を監視して「どこ行くの?」「誰と?」「何時に帰ってくる?」と質問責めしていました。それらを一切やめました。「いちいち聞かない!見ない!お家探偵をしない!」を自分に言い聞かせ、「夫を信じてる。私たちは大丈夫」と唱えていました。

夫が飲みにに出かける時は「楽しんできてね」ニコニコと玄関まで送り出し、帰ってきたら、「おかえり~!楽しかった?」と笑顔で出迎え。夫が話さなかったら無理に聞かないようにもしました。すると、次第に夫から誰と飲んできたのかを話してくれるようになりました。

2.感謝と称讃をひたすら伝える

ありがとうの気持ち出典:stock.adobe.com

挨拶を無視されなくなった頃から、少しずつ感謝と称讃を伝えるようにしました。日頃から「︎ありがとう」と感謝を伝え、事務処理をしてくれた時は「︎すごい!もうできたの?私そんな早くできない」と褒める。お買い物に行った時も「ありがとうございます。あなたのおかげで生活できてます。(笑顔)」など、とにかく褒め、感謝、褒め、感謝! を繰り返しやり続けました。

夫は照れながらもすごく喜んでいました。

そのうち「別にセックスしなくてもいいかな。無視されていた時に比べたら、今はご飯も一緒に食べてくれるし、旅行も行こうとしてくれる、その時に比べたらかなり成長!」と思えました。あとは夫のペースに任せようと決めました。

すると、帰省する機会があった時、滞在先のホテルで、夫から誘ってくれました。嬉しくて嬉しくて、終わったあと自然と涙が出てきました。その後も、結婚記念日に、私から誘ってみた時もちゃんと応えてくれ「本当にレス解消できたんだ……」と実感。ここまでやり通した自分をたくさん褒めたいと思います。
***

今回お話を聞いて感じたのは、みなさん、夫婦としての関係を修復したい! 円満に暮らしたい! という気持ちが強いということ。「もう、いいや」という気持ちがあったり、相手が変わることばかりを求めていては、きっと解決しないだろうことを、自分のために努力されている方が多いと感じました。

自分の人生は、自分が作る。そういうことに気づけたら、人は目の前にある幸せを確実に手に入れることができるのかもしれませんね。

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著者

山田かほり

山田かほり

フリーライター歴10年。読んだ人の心にふわっとした空気が流れるような記事や情報をお届けできるよう心がけています。

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