自分の「好き」を大切にする
誰かの真似や流行に左右されるのではなく、自分自身の心が満たされるような「好き」を大切にした暮らしを送ることができたら……。
想像してみるとワクワクしませんか? 人の目を気にしたり、自分をよく見せようと背伸びをしたりするのではなく、手にしたとき、目にしたときに心がホッとしたり、好きだなあとしみじみとこみあげてくる、自分の心に素直になって「好き」と思える感性を大切にしましょう。
自分はどうしたい?どうありたい?
片付けは手段であって、目的ではありません。片付けたその先、自分はどうしたいのか? どうありたいのか? 片付けたその先を、より具体的にイメージできると理想の暮らしに近づけます。
理想の一日をイメージしてみよう
朝、どんな風に目覚めて、片付いた部屋でどんな風に一日を過ごしますか? どんな空間で、どんな時間を過ごしたいか? より具体的にイメージしていくと、自分に何が必要で、何がいらないものか見えやすくなってきます。
片付けてどんな暮らしを送りたい?
- なぜ部屋を片付けたいと思った?
- 部屋のどこを片付けたい? 理由は?
- 部屋が片付いたら何をしたい?
- いらないモノを手放したらどんな気持ちになる?
- 何も制限がなければどんな暮らしを送りたい?
- 時間ができたら何をしたい?
- お休みの日は何をして過ごしたい?
- そのためには、何が必要で何がいらない?
「好き」を大切にすることで生まれる循環
自分の「好き」を大切にすると素敵な循環が生まれます。心が満たされることで、自分に自信を持てるようになります。
「好き」なモノ、コトにしかお金を使わなくなるので、無駄遣いが減り、大切なことにお金を使えるようになります。「好き」の感性を大切にすると、買い物にも慎重になりモノが増えにくくなり、今あるモノに感謝できるようになり、暮らしそのものがどんどん豊かになっていくのです。
片付けは自分の「好き」に気づく作業
片付けは、今持っているモノと向き合いながら、自分の「好き」に気づいていく作業です。時間をかけてモノと向き合い、「好き」の感性を磨いていくその先には、満たされる豊かな暮らしが待っています。
片付けた先の暮らしを好きになるために、自分の「好き」をみつけるヒントをご紹介しました。片付けが苦手な方は、どうしてもベクトルを自分以外の人に向けがちです。まずは自分自身にしっかりとベクトルを向けて、「好き」に気づけるよう、できることから始めてみてくださいね。