楽しく長く節約が続けられる「ご褒美貯金」のススメ

働く・学ぶ

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2023.10.01

食料品に電気代・ガス代、ガソリン代と値上がりが続いています。節約して貯金を増やす!と決意したものの、かえってストレスが溜まって結果が出る前に挫折してしまうといったことはありませんか?今回は、ちょっとした工夫で節約を長く続けられる方法、「ご褒美貯金」についてお伝えします。

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ご褒美貯金は近い将来に「使うため」の貯金

サンプルイメージ出典:www.photo-ac.com

旅行や家族の誕生日プレゼントなど、レジャーや娯楽で思い出を作ったりストレス解消したりすることは、仕事や勉強など日々の生活のモチベーションアップのために必要なことですよね。

お弁当をもって公園で楽しんだり、公共の施設を利用したりとお金をかけなくても楽しむ方法はたくさんありますが、たまにはテーマパークに行ったり、ちょっといいレストランで食事したりもしたいものです。

ご褒美貯金は、そんな「ちょっと特別」な時に使う費用を捻出するための貯金です。

ご褒美貯金の貯め方

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ご褒美貯金は、小さな金額をコツコツ貯めていく貯金です。1回の貯金額が少ないので負担なく続けることができ、気付いたら数万~数十万円とまとまった金額を貯めることもできます。今回は筆者が実際にしている貯金方法をご紹介します。

その1 500円玉貯金

500円玉貯金は、500円玉があったら貯金箱に入れるだけのシンプルなルールの貯金です。我が家では、毎年元旦に家族そろって500円玉貯金箱を開けるのを恒例行事にしています。

キャッシュレス化で以前より貯まる額は少なくなりましたが、お正月早々「今年はこのお金を何に使おうか」と話題にするのは楽しいものです。

貯まった硬貨を銀行口座に入金する場合は、手数料がかかる場合もあるので確認してから入金してくださいね。

その2 つもり貯金

一般的に食べたつもり、買ったつもりなどの「つもり」を貯金することを「つもり貯金」と言います。

我が家では夫が夕食を食べない日は、冷蔵庫にあるものでチャチャっと手抜きご飯にして、浮いた食費分を「きちんと夕ご飯を作ったつもり」で貯金しています。

その3 ポイントを増やす

ポイントを貯めるだけでなく、投資の手法で増やしてから使う方法もあります。ポイントをそのまま運用する「ポイント運用」方式なら証券口座の開設などの準備や投資知識もいらないので手軽に始められますよ。

ポイントをお金に換えて増やすなら、証券口座で実際の投資商品を購入する「ポイント投資」という方法になります。3年・5年・10年と長い目でみると大きく貯めることも可能です。

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教育費や老後資金を貯めるには、お給料が入ったその日のうちに貯金口座にお金を移す「先取り貯金が」基本です。固定費の見直しや日々の節約で費用を捻出しましょう。

一方でご褒美貯金は、気軽に、楽しみながらする貯金です。「使ってもいいお金」があると心に余裕もできるので、節約ストレスによる衝動買いを防げます。貯まったお金は、家族で楽しむ費用にするのもいいですし、自分のことは後回しにしがちなママが自由に使えるお金としてもいいと思います。

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著者

山根純子

山根純子

ファイナンシャルプランナー、マイライフエフピー®認定ライター 結婚・出産・専業主婦を経て、社労士事務所で社会保険・労働保険の実務を20年以上経験。お金は「貯め時」もあれば、「使い時」もあります。 妻となっても母となっても、女性が自分のやりたいことがやれるようにお金の面のサポートさせていただきます。

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