食費の少ない人がスーパーで「買うのをやめたもの」【5人家族・月の食費2万円台の達人に学ぶ】

働く・学ぶ

2023.11.05

食費の節約に、無理は禁物。 ただやみくも減らすことばかりを優先すると、ストレスや疲れが溜まります。 ラクに食費をおさえるには、買うものを取捨選択することが大切です。 今回は、5人家族・月2万円台の食費でやりくりする私が、「スーパーで買うのをやめたもの」をご紹介します。

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○○用のお肉

肉出典:stock.adobe.com

スーパーでお肉を選ぶとき、「○○用」と書かれたものはスルーします。
その理由は、カット・下処理済みで使いやすい分、価格が割高だからです。

唐揚げ用・とんかつ用・カレー用のように、下処理されたお肉はそのまま調理できて便利。ほどよい大きさに切り分けられていたり、下味がついていたりするものもあります。

しかし、グラム単価を見てみると、かたまり肉よりも数十円高いなんてこともザラ。
わが家は唐揚げだけでも1食で1kgつくるので、100gあたりの価格が高いと食費にも影響します。

切って下味をつける手間がかかったとしても、食費が高くなる「○○用」のパック肉は買いません。

季節はずれの割高な野菜

トマト出典:stock.adobe.com

時期によって価格の変動がある野菜は、基本的に安いものを選びます。

ここのところトマトの高値が続いているため、購入は見送り。
最近は、価格が落ちついてきた白菜・キャベツなどの葉物や、ごぼう・じゃがいもといった旬の根菜を買うことが多いです。

季節はずれの野菜のうち、「どうしても使いたい!」ものがあるときは、価格が手ごろな冷凍野菜も活用しています。

パックのお刺身

刺身出典:stock.adobe.com

お刺身はおいしいのですが、メインおかずとしてはボリュームが少ないため、ほかにもおかずが必要。どうしても食費がかさみます。
スーパーの刺身盛合わせも、決して安いとは言えない価格です。

どうしても刺身が食べたいときは、パックではなく鮮魚を丸ごと1匹購入!
鮮魚コーナーの人に声をかけて、刺身で食べられるようにさばいてもらいます。
この「無料調理サービス」は、多くのスーパーで実施しているありがたすぎるサービスなんです……!
3枚・2枚おろしはもちろん、さばいたときに出る頭やアラも一緒につけてもらえますよ。

このサービスを利用するようになってからは、割高なパックのお刺身を買うことがなくなりました。

選び方しだいで食費は減らせる

節約出典:stock.adobe.com

食費をおさえるのなら、「そのとき安いもの」や「コスパがよいもの」を見つけることがとても重要。
野菜のように、時期によって価格が変わるものもあれば、刺身のように買い方しだいで節約できる食材もあります。
スーパーで「これ割高かも……」と思ったら、とりあえず買うのをやめて、違うものを手に取ってみると、食費はストンと落とせるかもしれません。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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