知らなきゃ損!汚れ別の「シミ抜き簡単テクニック3選」

家のこと

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2023.11.28

4児の母で洗濯研究家の平島 利恵です。衣類にうっかりシミをつけてしまった時、覚えておきたいシミ抜きの簡単テクニックをご紹介します。シミはついてすぐに落とすのが効果的!汚れに合った正しいシミ抜きで、衣類をキレイに保ちましょう!

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シミ抜きは時間が明暗を分ける

シミはついたらすぐに落とそう!

汚れは大きく分けて、水で落ちるもの(水溶性汚れ)と、油を用いると落ちるもの(油溶性汚れ)水でも油でも落とせないもの(不溶性汚れ)があります。この汚れを浮き上がらせて落とすのが、洗剤です。

洗剤に含まれる界面活性剤が衣類の繊維に入り込み、汚れを繊維から浮かせて落とします。

シミは、ついたらすぐに落とすことが大切です。時間が経つほど、衣類の繊維に固着し、繊維を変質させ、落ちにくいシミになってしまいます。

ついてすぐであれば、簡単なシミ抜きで落とすことができるので、前処理を行ってから洗濯機にかけましょう。
ちょっと手間をかけるだけで、衣類の寿命をぐんと延ばすことができるんです。

醤油・ケチャップ…水溶性のシミは食器用洗剤で

水溶性の汚れなら台所用洗剤出典:www.photo-ac.com

水溶性の汚れ:紅茶・ケチャップ・醤油などの食べ物の汚れなど

  1. 汚れてもいいタオルを服の下に敷く
  2. 食器用洗剤を水で薄め、歯ブラシにつけ、シミの上からたたくように汚れを落とす
  3. 洗濯機にかける

メイク・クレヨン…油溶性のシミはクレンジングオイルで

油溶性の汚れはクレンジングオイルで出典:www.photo-ac.com

油溶性の汚れ:クレヨン・口紅・ファンデーションなど、化粧品や文房具の汚れ

  1. 服の下に汚れてもいいタオルを敷く
  2. 汚れている部分にクレンジングオイルをつけ、歯ブラシでシミの上からたたくように汚れを落とす
  3. 洗濯機にかける

泥など…不溶性のシミはもみ洗い

泥汚れはもみ洗い

不溶性の汚れ:砂・ホコリ・スス・粘土・サビなど、水にも油にも溶けない汚れ

【泥・砂汚れの場合】

  1. 汚れた部分を乾かし、砂などをはたく
  2. 汚れた部分を水で濡らし、洗濯石鹸でもみ洗い
  3. 洗濯機にかける

シミ抜き時の注意点

洗濯機にかける前に、すべての汚れが落ちていなくても大丈夫です。繊維の奥に洗剤がいきわたるよう、叩き込むことが大切です。
また、ゴシゴシ力を入れて擦り洗いをすると繊維を傷めてしまうため、もみ洗いも叩き洗いも優しく行いましょう。

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著者

平島利恵プロフィール

平島利恵

大学卒業後、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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