苦い薬をもう飲みたくない……
「飲み薬」は、メーカーや薬の種類によって形状が大きく異なります。
糖衣錠、カプセルタイプ、口に入れた瞬間に溶け出すものや、顆粒状、粉末状のものまでさまざま。
出されたものが、口の中で溶けやすい錠剤や粉末状のもので、苦手な味だったり苦かったりすると憂鬱な気持ちになってしまいますよね……。
体調が悪かったり持病でただでさえ優れない気分が、薬を飲む度にさらに落ちてしまうのはガッカリです。
そこで調べてみたところ、薬を飲む前にあることを行うことで、苦みを経験できる方法を見つけました!
筆者も苦手な粉薬を飲む機会があったため、実際にこの方法を試してみました。
飲み薬の苦みを軽減する方法とは
苦い飲み薬の「苦み」が気にならなくなる方法に使うものは……
なんと「氷」です!
方法は、苦い飲み薬を飲む前に、冷たい「氷」を口に含むだけ!
口に含んだ氷をしばらくなめていると、味覚を感じる舌の感覚が麻痺することによって苦みを感じにくくなるんだそう。
効果は一時的なものなので、氷を吐き出したあとに、間を空けずすぐに飲み薬を飲みましょう。
筆者はかなり半信半疑でしたが、実際に氷をなめた直後に苦い薬を飲んでみたところ、イヤな味をあまり感じることなく服用できました!
しかし完全に感じなかったわけではなく、そのまま飲むより苦みが緩和されたという感じです。
この方法を使う場合にも、水が入ったコップを片手に、薬を口に含んだらすぐに水で流し込むと安心です。そして口に含んだ氷は、なるべく舌全体に転がしてしっかりなめるように意識したほうが効果的だと感じました。
また、粉薬の場合には、あらかじめ水に溶かして冷凍することで「氷の中に飲み薬を閉じ込める」という方法もあります。
かなり大胆な方法ですが、これなら口に含んだ氷を吐き出す必要がありませんね。
こちらの方法は、念のため処方の際に、医師や薬剤師に薬を凍らせても問題がないかご確認くださいね。
苦い飲み薬を飲む前に氷をなめる方法は、体調管理のために薬を飲んでいる場合や、発熱で体を冷やしたいときに適しています。
しかし、寒気を感じているときや、お腹の調子が悪いとき、体調が著しく悪いときは、更なる体調悪化を招いてしまう恐れがあるため避けてくださいね。
苦い薬を嫌がる子どもにも有効ですが、お腹の調子が悪いときは避け、誤って氷をのどに詰まらせることがないよう、くれぐれもご注意ください。