「みかんの皮」捨てたら損！栄養豊富な“みかんの皮のおいしい食べかた”

教えてくれたのは……管理栄養士・関口絢子さん

料理研究家・管理栄養士・インナービューティスペシャリスト。「健康な体と豊かな心を育む食卓」をテーマに、季節の体の変化や旬の食べ物にフォーカスした食の知恵をお届けします。YouTubeでも体に優しいレシピや知識を発信。

今回は、冬においしいみかんを使ったレシピをご紹介します。

みかんには、血液を浄化する有効成分が含まれています。ヘスペリジンは、柑橘系の特に皮や白い部分に多く含まれている成分。毛細血管を強くしたり、血液の流れをよくしたり、抗酸化物質としても働きます。

また、みかんの皮にはオレンジ色の元となっているβ-クリプトキサンチンという抗酸化物質が含まれており、特に温州みかんに多く含まれていることがわかっています。

皮だけ食べるのはちょっと抵抗がある方も多いと思いますが、皮をおいしく食べられるレシピをご紹介します。

みかんの皮は上手に使うと味のアクセントになり、刻むことで柚子のような感覚で使えます。最初は少量からお試しください。

調味料（A）

※みかんの皮は事前にきれいに洗いましょう。

1.みかんをきれいに洗浄します。

2.みかんの皮（適量）をむいて、包丁で刻んでください。みかんの実は全部ばらして半分に、薄切りにします。玉ねぎは薄切りにして、みかんの量1に対して、半分の量を準備してください。

〈ポイント〉
実についている白い筋や皮の裏（白い部分）はヘスペリジン（ポリフェノールの一種）が含まれているので、取らないでください。

3.ボウルに2を入れ、調味料（A）を入れます。調味料は好みの量を入れ、味を調節してください。全体を和えて、できあがりです。

血液をきれいにして、血流をよくする食べ物だけで作った、驚きのみかんの皮のレシピです。とてもさっぱりしていて食べやすく、みかんの皮が軽くアクセントになっています。

いかがでしたか？　白身の魚を入れて、一緒にマリネしても合う味つけです。好みの具材をプラスして、好みの味を見つけてみるのも楽しいのではないでしょうか。

みかんの皮を捨てる前に、ぜひ一度作ってみてください。

※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。