中高生の子どもがいると食費がかさむ……
中高生のお子さんがいるご家庭では、食費がかさんでしまいますよね。
今回は、そんな中でも「食費を抑えられている家庭が買わない食品」紹介します。なかには、買うだけで高くなってしまう食品もありますから、無理なく食費を抑えたい人は参考にしてみてくださいね。
(1)袋菓子
中高生の子どもともなると、食欲は大人以上。特に運動部に所属し、毎日激しい運動をしている子どもの食欲は、底なしかと大人でも驚くほどです。
毎日、山盛りの白米をどんぶりでおかわりして平らげるようなお子さんもいらっしゃり、消費するお米の量が尋常でないことに悩んでいるご家庭もあります。
そのような底なし胃袋を持っているお子さんに、ポテト系スナック菓子などを一袋与えたところで、おやつにもなりません。満足するだけ食べさせようと思えば、複数必要になってしまいます。
中高生がいても食費を上手に抑えているご家庭では、このようなお子さんの食欲をよく分かっているため、袋菓子などをおやつとして用意するのではなく、おにぎりなど、お腹にたまるものをおやつとして準備する人が多い傾向があります。
(2)朝ごはんの菓子パン
最近の値上げもあり、単価が上昇している菓子パンも、食費を上手に抑えている家庭では控えめにしている印象です。
上記の通り、中高生の食欲は大人顔負けですから、ふんわりした小さな菓子パン1つでは、とてもお昼まで持たないというお子さんが多いのです。こちらも満足するだけ食べさせようと思えば、一度に2つ3つの菓子パンが必要になることも多いものです。
そのような菓子パンを、毎日子どもの数だけ用意していたら、食費はどうしても高くなってしまいます。
中高生がいても食費を上手に抑えているご家庭では、朝ごはんをパンにするなら、菓子パンよりは食パンなど、トッピング次第でボリュームが出やすいものを選ぶ傾向がありますよ。
(3)甘みの強いペットボトル飲料
中高生の子どもは、食欲だけでなく、飲み物を飲むスピードや量も、小さなお子さんとは全く異なります。また、中高生ともなると自分で冷蔵庫を開けて、飲みたいもの飲みたいだけ飲むお子さんも増えてきますから、グビグビとあっというまにペットボトル1本程度を飲み干すようなことも多くなります。
そのような時に、甘みの強いペットボトル飲料ばかりを愛飲させてしまうと、お金がかかりすぎてしまうだけでなく、健康面で心配という人も多くなります。
中高生がいても食費を上手に抑えているご家庭では、このような甘みの強いペットボトル飲料を買う本数は控えめにしていることが多いものです。購入するとしても、週末だけなどに限定している人が多く見られますよ。
代わりに常備しているのは、お茶類です。それもペットボトル飲料ではなく、水出しで作れる麦茶などを利用し、安価に済ませている人が多い印象です。
中高生の子どもがいるなら無理なくできることから
できるだけ食費を抑えたい場合でも、平均より食費を大きく下回りすぎてしまうと、成長期のお子さんの栄養面が気になります。
いくらヘルシーで安価とはいえ、毎日のように鶏むね肉とサラダばかりでは、運動部で頑張っている子どもには、さっぱりしすぎて不評ということもあるでしょう。
大きく平均を下回ることより、平均よりやや抑える程度から始めることで、中高生の子どもがいても無理なく食費を抑えることができますよ。