塩素系漂白剤と一緒に使う
掃除の基本ではありますが、「塩素系」と「酸性」の洗剤を混ぜてはいけません。化学反応により、人体に害のある有毒ガスが発生します。
ハイターなど、除菌・消臭力ともにパワーのある洗剤は酸性の商品が多いです。掃除に使う場合は必ず成分表示を確認して、クエン酸との同時使用は避けましょう。
酸で劣化する素材に使う
コンクリートや大理石、鉄素材の掃除には向きません。特に鉄は、クエン酸を使うとサビる可能性が高いです。
せっかくきれいにするつもりでも、クエン酸が原因で劣化を早めてしまっては元も子ありません。
まずは、クエン酸を使っても問題ない素材か確認を。心配なときは、目立たない場所で試してから本掃除に取りかかりましょう。
長時間漬けおきする
クエン酸の漬けおき掃除は頑固な汚れを落とすのに効果的ですが、時間が長すぎるのはNGです。
漬けおき時間は、1~2時間が目安。長くおきすぎると素材が傷み、汚れと一緒に塗装やコーティングまで剥げてしまう恐れがあるため気を付けましょう。
クエン酸は正しい使い方を
間違った使い方を避ければ、クエン酸は家中の汚れを落としてくれる優秀な掃除アイテムです。正しい使用方法で、クエン酸をふだんの掃除に役立ててください。