・たらこ
薄い皮に包まれているたらこは、電子レンジで温めると爆発する恐れがあります。
これはたらこに限らず、ウインナーやイカにも言えること。
皮や殻のある食品は、電子レンジで温めると皮内部の圧力が高くなり、その結果破裂する場合があるのです。
庫内で破裂しなくても、取り出した後に破裂する可能性がありますので、電子レンジの使用は控えましょう。
・芋
じゃがいもの下茹でに電子レンジを使う方も少なくないかと思いますが、じつは芋類も注意が必要です。
芋などの水分が少ない食べ物は、電子レンジで温める過程で水分が余計に失われ、食品が乾燥。その結果、発火・発煙を引き起こす恐れがあります。
じゃがいもに限らず、水分が少ない食べものは水にくぐらせてから加熱をすることで、発火・発煙を防げますよ。
・おくら
おくらは厚い皮に包まれているため、意外にも加熱リスクが高い食品です。
たらこやウインナーと同じく、内部の圧力が高まりやすいため、電子レンジを使うと破裂する恐れがあります。
しかし、こういったリスクは、加熱前のひと手間で回避できます。つまようじで穴をあけたり輪切りしたりすれば、爆発する心配はありません。
また、おくらの量が少なすぎると水分量が足りず発火・発煙の可能性があるため、ある程度の量を加熱するのもポイントです。
安全に温められる食品を知っておこう
電子レンジの温めに不向きな食品は、意外にもたくさんあります。
温められないものを知って、電子レンジを安全にただしく使いましょう。