野菜は鮮度に問題ないもの
足がはやい野菜は、値段よりも「鮮度」が大切。食費を抑えるのなら少しでも安く買いたいのが本音ではあるけれど、それは鮮度に問題ないことが大前提です。
特に見切り品は、水分が出ていたりしなびたりと鮮度が落ち始めているものも多くあるため、「傷んでいないか」のチェックは欠かせません。
たとえ半額になっていても、新鮮さに欠けると思うときは購入を見送ります。
お肉はグラム単価が安いもの
お肉の見切り品でよく見かけるのが、値引き後の価格が特売品とそれほど変わらないケース。「20%引」は魅力的ですが、となりに並んでいる特売のお肉と見比べると、割引後の値段がほぼ同じだったりするんです。
そのため、お肉は値引きシールありきで買うのではなく、「グラム単価」と「ドリップの量」を必ず確認するように。たった数円の差なら、ドリップが少なく鮮度がいい方を選びます。
予算・冷蔵庫のスペースを超えないもの
どんな見切り品や値引き品も、必要のない買い物はムダな出費と同じです。見切り品を必要以上に買い込んだ結果、食費予算をオーバーしてしまえば節約にはなりません。
予算面だけでなく、保管スペースを確保することも重要。私は買ってきたお肉をすぐに冷凍保存しているので、冷凍庫の空きスペースを必ず確認してから買い出しへ行きます。
どんなお得でも、「冷凍庫に入らない」と思ったら購入を見送ります。
「割引シール=即カゴ」は危険
割引シールが貼られていると、「ラッキー!」と気持ちが動いて、ついカゴに入れてしまいがちです。
でも、お得に買える値引き品だからと言って、買いすぎは厳禁。必要な買い物が増えれば、食費予算はあっという間にオーバーしてしまいます。
見切り品は、必要なものが安く買えたときに一番節約効果を発揮します! 「必要なものだけ」と決めて割引品を厳選すると、食費はラクに減らせますよ。