お肉をたたいてミンチにする
ブロック肉を買い、自分でたたいてミンチにした方が食費は節約できます。
一時期は私も続けていたのですが、家事負担が増えてしまうのが難点……。フードプロセッサーを使ったとしても洗い物は増えるし、手間をかけて節約できる金額はたかが知れています。
家事負担が増えれば、自炊そのものがイヤになり、外食や惣菜に頼る回数が増えかねません。
「手間のかけすぎはよくない」ことに気がついてからは、「効果よりも手間が勝る節約術はやらない」と決めています。
特売品を追いかける
底値で買うことにこだわっていた頃は、数々のスーパーをはしごして特売品を追いかけていました。
「A店でお肉を買い、B店でタイムセールのたまごを買う」。もちろん食費の節約にはなりましたが、これも家事にかかる負担は膨大です。
買いまわる時間に加えて、チラシ・特売チェックにも時間を使うため、いつの間にか“見えない家事”が増えてしまいました。
今は特売品探しや底値チェックも一切やめて、「ひとつのスーパーでお得にまとめ買いをすること」を意識しています。
リボベジ(再生野菜)を育てる
野菜の茎や根から栽培する、リボーン・ベジタブル(略してリボベジ)。
苗や肥料を使わず、捨ててしまう部分で野菜を育てられるので、エコな節約術なのですが、私には向きませんでした。
飽きっぽくズボラな性格なので、のんびりと成長を楽しみながら毎日水を取り替えるのはかなりの手間。豆苗なんて、何度カビが生えたことか……(笑)。
リボベジは、野菜の節約になるものの、ほったらかしというわけにもいかないので、まめにお世話できる人に向いていると感じます。
「向いてない」と思ったらすぐやめる
節約に対して、手間だと感じるかどうかは人それぞれ。
飽きっぽい性格の私は、子ども3人育児と仕事を両立しながらも「無理なく続く節約」だけを続けていますよ。
試してみて「向いてないな……」と思う節約は即やめて、自分に合う節約を模索しましょう。