がまんしすぎる
食費を抑えるには、多少のがまんも必要です。ただし、節制しすぎは禁物。家計にゆとりができたとしても、心に余裕がなくなればいつか必ずリバウンドします。
重要なのは、ほどよいバランスを保つこと。出費も節約もやりすぎは本末転倒です。
がむしゃらに出費を削るのではなく、ときには好きなスイーツやお菓子で小休憩をとることも、節約を続けるうえでは必要な出費だと考えます。
安い食材ばかり使う
結婚したばかりのころは、もやしや豆腐など「とにかく安いものを買う!」と徹底していました。
野菜炒めも、もやしがどっさり(笑)。もちろんボリューム的にはお腹に溜まるのですが、やっぱりどこか味気ないんですよね。栄養バランスも偏って、お肌も荒れました。
安い食材を活用するのはいいけれど、”そればかり”の生活はおすすめできません。
時間をかけすぎる
手間はタダかもしれませんが、時間をかけすぎるのも問題です。
炊事以外の家事や育児、仕事に追われる中、節約にも手間暇かけていては心もからだもゆとりがなくなります。
溜まったストレスを発散するために、爆買いしてしまう……。これも、実際に私が経験した失敗です。
自分を追い詰めない節約を
食費を「節約する」のと「切り詰める」のは、似ているようで別ものです。極端に切り詰めすぎると、支出は減っても自分自身がすり減ります。
そしてなにより、苦しい節約は長続きしません。無理なくラクに取り入れられることを取り入れて、ゆる節約に励みましょう。