掃除したのに汚れやすくなる…!?「水アカ汚れ」の意外と知らない“間違ったNG掃除”

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2024.02.10

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。浴室や洗面台にシンクなど、水まわりの代表的な汚れとも言える「水アカ」。誤った方法で落とすと、余計に汚れる場合があります。そこで今回は、「水アカ汚れにやってはいけないNG掃除」を3つご紹介します。

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NG1.削り取る

削り取る出典:stock.adobe.com

水アカは放置すればするほど固くなり、ちょっとやそっとでは落ちない頑固な汚れになります。

拭くだけでは歯が立たなければ、固いブラシやスポンジで削り取りたくなりますが、素材まで傷つけてしまうため避けた方が無難です。
水アカが落ちて一時的にはきれいになっても、傷から雑菌やカビが繁殖しやすくなるリスクがあります。

NG2.メラミンスポンジでこする

メラミンスポンジと洗面台出典:www.photo-ac.com

メラミンスポンジに頼ればひとこすりで落ちますが、これもNG掃除のひとつです。

岩のように固まった水アカも、メラミンスポンジの力を借りれば簡単に落ちますが、同時にコーティングや塗装まではがれてしまいます。
水アカは落ちても、ボロボロになった表面から汚れが入り込み、あっという間に汚れが蓄積……。水アカや石鹸カスが貯まりやすくなり、かえって汚れやすくなるという悪循環です。

NG3.研磨材を使う

研磨剤出典:stock.adobe.com

研磨剤入りの洗剤の使用も、メラミンスポンジと同じくおすすめできません。

水アカ汚れを研磨剤でこすっても、目に見える傷はつかないかもしれませんが、これが厄介。
小さな傷がたくさんでき、結局は汚れやカビが発生しやすい環境をつくり出してしまいます。

水アカ汚れは「浮かせて落とす」が基本

水垢汚れ出典:stock.adobe.com

水アカは、固まると石のように固まる厄介な汚れですが、無理やり削り落とすのはNGです。
アルカリの性質を持つ水アカは、クエン酸などの酸性洗剤を使うことで中和され、汚れが浮いて簡単に落とせます。
頑固な水アカ汚れを見つけても、慌てずに。ただしい方法で撃退しましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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