モノが多くなってしまう原因
「なんとなく」や「つい」モノを買っている
フラっと立ち寄ったお店で、特に買う予定ではなかったけれど、デザインが素敵で「なんとなく」買ってしまったり、セールで安くなっていたから「つい」買ってしまったり、というように「なんとなく」や「つい」モノを買っていませんか? 「なんとなく」や「つい」買い物を続けていれば、モノはどんどん増えていきます。買い物をすること自体がレジャー化してしまっているのかもしれません。
「なんとなく」「つい」買い物をしてしまいそうな際は、改めて「本当に必要なモノか?」自問自答するように意識してください。「似たようなアイテムを既に持っていないか?」「他のモノで代用できないか?」と考えて、本当に必要だと判断できたモノだけを買うようにして、むやみにモノを増やさないよう、意識しましょう。
思い出が詰まっているモノを手放せない
思い出が詰まっているモノは、暮らしそのものには必要のないモノであっても、持っていることで心が満たされたり、安心感を得られるので、手放すのが難しいという方が多いのではないでしょうか。とはいえ、思い出のモノをすべてを残しておくことは現実的ではありません。家具や洋服など手放せずにいると、部屋が圧迫されてしまい、散らかった空間になってしまいます。
「過去」の思い出のモノが部屋を圧迫して、「今」の暮らしにストレスを感じてしまうのは本末転倒。「今」の暮らしを大切に積み重ねたその先に「未来」がある、と考えると「過去」に執着する必要はないと、捉えらるのではないでしょうか。「過去」の思い出のモノは厳選して、大切に保管しておきましょう。
収納する場所が決まっていない
収納する場所が決まっていないため、とりあえずダイニングテーブルの上にモノをちょい置きしてしまったり、床置きをしてしまい、部屋のあちこちがモノでいっぱいになってしまうという状況になってしまっているケースも。
お家全体を見直して、どんなモノをどれだけの量持っているのか、把握したうえで収納する場所を決めていくことが大切です。収納する場所が決まることで、片付けもしやすくなり、モノの量を把握できるので在庫管理ができ、必要以上にモノを買い込んでしまうことも防げます。
モノが多くなってしまう原因と解決策をご紹介しました。「今の暮らしに必要な量以上にモノを持っていないか?」「何年も使っていない不要なモノが家の中に潜んでいないか?」モノと向き合い、整理をすることがとても大切です。3つの項目を一つ一つ解決してスッキリと片付けに振り回されない暮らしを手に入れてくださいね。