豆腐の「水」はなんのためにある?
コーンやツナの缶詰は、汁にも栄養が溶けているとされていますが、豆腐の水はただの水です。特に栄養は含まれていません。
そのため、缶詰のように水ごと使わなくても大丈夫です。
パッケージに入っている水は、豆腐が崩れるのを防ぐためのもの。乾燥や衝撃、雑菌の繁殖から守るクッション代わりでしかないので、捨てても問題ありません。
ちなみに、水が黄色っぽくなることもありますが、これは大豆の色素によるもの。豆腐が傷んだわけではないので、心配は無用です。
「洗うVS洗わない」論争、その正解は……?
結論から言うと、豆腐は開封してそのままでOK! つまり、洗う必要はありません。
豆腐の周りに入っているのは飲料水と同じように管理された水なので、豆腐についたままで食べても無害です。
ただし、“洗ってはいけない“というわけではありません。にがりなど豆腐独特の風味が気になる方は、水でさっと洗い流しましょう。
水は使わないけれど、洗うかどうかは自由。豆腐に入っている水はためらわずに捨てて、面倒な方は水洗いせずに使い、時短につなげてください。