髪の毛やヘドロを溶かす。“排水口掃除”で便利な「パイプユニッシュ」実はNGな使い方とは?

家のこと

2024.04.11

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。排水パイプの中は目に見えないため、お掃除を怠りがちです。しかし、食器についた油汚れや食べカス、お風呂場での髪の毛の蓄積など、パイプ汚れを放置すると詰まりの原因に。そこで役立つのが「パイプユニッシュ」。しかし、使い方を確認せず自己流でやってしまうと逆効果になることも。今回は、意外と知られていないNGな使い方をご紹介します。

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パイプユニッシュとは?

パイプユニッシュ

パイプユニッシュは、排水パイプ内の髪の毛ヘドロやヌメリを溶かし、臭いを取り除く洗剤です。使い方も簡単で、汚れに応じた目盛りの量を排水口に注ぎ、15分から30分待ってから流すだけ。詰まりやイヤな臭いが気になる時に便利です。キッチンの流し台から洗面台、お風呂の排水口、浴槽、洗濯機の防水パンなどに使えます。

そんな便利なパイプユニッシュにも、やってはいけない使い方があります。今回は3つご紹介していきます。

やってはいけない使い方⒈「30分以上の放置はNG」

パイプユニッシュを注ぐ

パイプユニッシュを使うと効果が高まると思い、つい指定の時間以上に放置してしまいますよね。実はそれ、逆効果なんです。長時間放置するとパイプユニッシュで落ちた汚れが下に流れ、パイプの途中で詰まってしまうことがあります。ですので、表示通りの15分から30分で洗い流しましょう。

やってはいけない使い方⒉「熱湯の使用はNG」

水をかける

熱湯を使うと汚れが落ち、効果的なイメージがありますが、実は危険です。パイプユニッシュは塩素系漂白剤。そのため、熱湯を使うと成分が急激に分解され、有害なガスが発生するおそれがあります。正しい方法は「水」を使うこと。バケツにためた水を一気に流すのが効果的です。

やってはいけない使い方⒊「排水口に詰まったプラスチックを溶かそうとするのはNG」

歯ブラシでこする

排水口掃除で歯ブラシなどでこすっていると、うっかり落としてしまうこともありますよね。パイプユニッシュはなんでも溶かしてくれそうなイメージがありますが、実はプラスチック製品は溶けません。

パイプユニッシュが溶かしてくれるのは、へばりついた髪の毛やヘドロ。プラスチック製品を始め、ビニール、紙、布、ゴム、金属などはパイプユニッシュでは溶かすことはできません。これらのものが詰まってしまった場合は、専門業者に相談してみましょう。

パイプユニッシュを正しく使おう

パイプユニッシュは、適切に使うことで排水パイプのお手入れが簡単になる頼りになるアイテムです。この洗剤は、髪の毛やヌメリをしっかり溶かして臭いも除去します。15分から30分待ってから流すだけで、効果的に使えます。キッチンやお風呂など、清潔を保つ上で必要不可欠なアイテムです。正しい使い方を覚えて、快適な生活空間をキープしましょう。

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著者

aidog

aidog

5人家族40代主婦。youtuberとして活動中。YouTubeチャンネル『暮らしを整える わたしの習慣 / aidog channel』『暮らしを整える お掃除vlog』にて、簡単に取り組める掃除・片付け・まとめ買い・料理など家事全般について発信。ウタマロクリーナーやオキシクリーンを活用した掃除術が得意。

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