過度なつけ置きはNG!黒ずみ掃除に効く「塩素系漂白剤」をトイレで使うときの“3つのポイント”

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2024.04.18

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。トイレ掃除をさぼったときや経年劣化で発生する黒ずみ汚れ。こすってもなかなか落ちない頑固な汚れですが、塩素系漂白剤を使うと簡単にお手入れできます。しかし、強力なクリーナーだからこそ注意点も……。そこで今回は、「塩素系漂白剤」をトイレで使用するときのポイントをご紹介します。

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ポイント1.必ずトイレ用の洗剤を使う

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塩素系漂白剤にはたくさんの種類がありますが、お風呂場用・トイレ用など必ず「用途」が決まっています。
場所ごとに発生する汚れの性質・強さに合う成分が配合されていますので、用途に沿った使い方をするのは基本です。
そのため、お風呂場用の塩素系漂白剤をトイレ掃除に使用するのはNG。必ずトイレ用の漂白剤を使いましょう。

ポイント2.掃除するときは単独で

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塩素系漂白剤は、クエン酸などの酸性タイプの洗剤と混ざり合うと人体に害のあるガスが発生します。そうとは分かっていても、うっかり使用する可能性はゼロではありません。
事故を防ぐためにも、塩素系漂白剤で掃除をするときは必ず単独で使いましょう。

ポイント3.つけおき時間を守る

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頑固な黒ずみを落とせる塩素系漂白剤は、強力なクリーナーです。汚れが頑固だからと言って、過度なつけおきは禁物。便器を傷つける場合がありますので避けましょう。
洗剤に記載の時間を守れば、汚れは十分落ちます。

水で洗い流して掃除終了

便器内に洗剤が残ったままクエン酸などの酸性洗剤で掃除をすると、有毒ガスが発生する恐れがあるため危険です。
また、洗剤残りが原因で便器が黄ばんだり、変色したりする恐れがあります。
塩素系漂白剤はきれいなトイレを保つ強力なクリーナーですが、強力な洗浄力がある分扱い方には注意が必要。
使用する際は必ず換気をして、最後は水で洗い流してから掃除を終えましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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