強力な酸性洗剤「サンポール」実はNGな“使ってはいけない場所”とは?【知って得する掃除術】

家のこと

2024.04.11

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。強力な洗浄力を持つ「サンポール」ですが、使用する際は注意が必要。ここでは、サンポールのじつはNGな使ってはいけない場所についてご紹介します。

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金属

金属出典:stock.adobe.com

塩酸を含むサンポールを金属素材の掃除に使うと、変色やサビの原因になります。
トイレ内で言うと、タンク蛇口やS字の管、和式トイレのレバー部分も使用NGです。
特に注意したいのがステンレス素材。サンポールがステンレスに触れると、変色して黒くなるため気をつけましょう。

大理石

大理石出典:stock.adobe.com

お手入れにコツがいる大理石は、当然サンポールも適しません。強力な塩酸で大理石が溶けて、余計に傷がついてしまいます。
サンポールは、便器などの陶器部分の掃除に使用するのはOKですが、手洗い場や床・壁などに大理石がある場合は、洗剤が飛び散らないような配慮も必要です。

水に弱い素材

水に弱い素材出典:stock.adobe.com

サンポールは液体洗剤ですから、水がしみ込む・水に弱い素材にも使用できません。木材や水拭きできない壁紙なども使用NGなので気を付けましょう。

トイレ以外の使用はNG!

サンポールは、トイレ専用の酸性の洗剤です。そのため、トイレ掃除以外の用途で使ってはいけません。
素材を傷つける可能性があるだけでなく、安全性・健康面のリスクもあります。塩酸を使用しているサンポールは、取り扱い・使用上に注意があることを忘れてはいけません。
トイレ掃除以外の用途は避け、ただしい方法で使用しましょう。

※サンポールは酸性の洗剤です。塩素系洗剤と混ざると有毒ガスなどが出て危険な場合があります。使用上の注意点をよく確認してから使用してください。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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