傷から菌が繁殖しやすい
まな板は、都度しっかり洗っていても定期的な除菌をおすすめします。
その理由は、まな板に傷がつきやすいから。まな板の表面には、包丁によってついた傷がたくさんあります。その傷に溜まった汚れは、さっと洗うだけでは落ちません。そのまま使い続けると、カビや菌が繁殖して頑固な黒ずみ汚れに変化します。
きれいな状態を保つためにも、こまめな除菌は欠かせません。
まな板のただしい除菌方法
手順1.食器用洗剤で汚れを落とします
まな板を食器用洗剤で洗い、表面の汚れを落とします。
手順2.キッチン泡ハイターをまんべんなくスプレーします
手順3.キッチンペーパーをのせます
キッチンペーパーを使うと、ハイターがまな板全体に広がり、傷に入り込んだ汚れまでしっかり届きます。
手順4.裏面も同じ手順で除菌します。
手順5.2分放置したら、水でしっかり流して終了!
キッチン泡ハイターを流した後は、水切りカゴや風通しのよい場所においてしっかりと乾燥させましょう。
まな板の材質によってはハイター除菌できない
今回はキッチン泡ハイターを使用した除菌方法をご紹介しました。花王のキッチン泡ハイターは木製品の除菌も可能ですが、「木製品は変色することがあるので目立たない場所で確認してから使う」と注意書きがあります。
木製のまな板は成分がしみ込む恐れがありますので、リスクを取りたくない方はキッチン泡ハイターを使わず、まな板をふきんで覆い、その上から除菌漂白剤をかける方法もあります。この方法の場合は、30分程放置してからよく洗い流しましょう。