子どもの急な「ノートがない!」にもう慌てない。子どもが自分で管理できる“収納の工夫”

家のこと

2024.06.18

仕事に家事に忙しい毎日。ようやく一息ついたと思ったら、突然子どもから「ノートを使い切った」と言われお店に走った……。そんな経験はありませんか? じつはまとめ買いと収納の工夫で、子どもが自分で用意できる仕組みが作れるんです!

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鉛筆は種類ごとに分けて、輪ゴムでまとめてからしまう

気づくと短くなっている鉛筆も、まとめ買いしておけば子どもが自分で用意できます。
ほかの消耗文具といっしょに引き出し収納を使って片づけます。わが家で使っているものは、今は販売されていないようですが、ニトリの「レターケース」が同じように使えそうです。

学校消耗品の管理

鉛筆はギフトでもらうこともあり、溜まりやすいので、同じ商品や濃さなどでまとめて輪ゴムでしばってから引き出しに入れています。

学校消耗品の管理

100円ショップで購入できる「配線テープ」も良さそうです。同じものをまとめることで、目的のものを見つけやすくなりますよ。

歯ブラシは名前をつけて収納ケースへ

学校や幼稚園で使う歯ブラシは、年1~2回程度まとめ買い。セリアやダイソーで購入できる「SIKIRI3」というケースに入れます。

学校消耗品の管理

透明で中身がわかりやすく、3つに仕切られているケースです。子どもが複数いても分けて収納できます。
また、立てて収納することもできるので、どんな場所でも片づけやすいです。
子どもの学校では、箸を忘れた場合に備えて割り箸を持たせておく必要があるのですが、割り箸入れにもちょうどいいですよ。新品鉛筆を削って入れておくのもいいですね。

ノートは横に寝かせて収納

「ノートを使い切った」と夜8時に娘に言われ、自転車を走らせたことがあります。ノートもまとめ買いしておくと便利です。

学校消耗品の管理

娘はまだ低学年で、ノートのマス数が変わりそうなので、今のところは自由帳と連絡帳のみまとめ買いしています。
立てる収納がわかりやすいですが、今回は「同じものが複数ある」状態なので、立てない収納もアリ。

学校消耗品の管理

わが家の造作収納では、棚板の数が使いたいものと合わずに「極狭」になってしまった部分がありました。ところが、これが「冊子系」収納にぴったりだったんです。微妙な幅にお悩みの人におすすめです。

消しゴムは新品と使いかけを区切る

学校消耗品

消しゴムもまとめ買いしておくと便利です。とくに小中学生は休み時間などに「消しピン」というゲームをしてなくしてしまったり、後から見つかったりすることも……。なお、1年前に30個まとめ買いしましたが、小学生1人でこんなに使い切ってしまいました。
ポイントは「新品」と「使いかけ」を区切って収納すること。ケースがとれた消しゴムは、プラスチック系のものにくっついて取れなくなることがあるので、折り紙を敷いています。

ポケットティッシュは倉庫式収納

すぐになくなってしまうポケットティッシュ。できればストックを持ちたいですが、身じたくスペースの収納が限られている方も多いのではないでしょうか。

学校消耗品

そういうときは”倉庫式”収納がおすすめです。普段手に取りやすい場所に少量用意しておく。そして押入れや納戸などに多めのストックを入れておくことです。
押入れから取り出すのはひと手間かかりますが、わざわざ外に買いに行くよりは圧倒的に早く済みますよね。
わが家では、ストック場所から取り出したら、浸透印の名前スタンプでポンポン名前付けをして、身じたくスペースに入れていきます。

いかがでしたか? 忙しい毎日の中で、子どもに急に「あれがなくなった」と言われがちなものは、まとめ買いしておくと少しラクになりますよね。しかも、収納を工夫すれば、親主体じゃなく子どもが自分で準備できるようになるのでとても助かります。
お伝えした収納方法が少しでも参考になればうれしいです。

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著者

三條 凛花

三條 凛花

夫、4歳の長女、0歳の長男、猫2匹と暮らしています。暮らしの中にあるさまざまなプチストレスは、探す・調べる・迷うといったことが原因です。そうしたむだな時間をなくして、自由に使える時間を貯める工夫を発信しています。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。

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