気づくと家に虫が入っている…。虫が侵入しやすい家“3つの特徴”

家のこと

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2024.06.01

気温が高くなり、虫が活発に動き出す季節がやってきました。気をつけているのに、室内で虫に出くわしてしまう……。もしかするとそれは、家の中に原因があるかもしれません。ここでは、「虫の侵入を許してしまう家の特徴」をご紹介します。

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換気扇を動かさない

換気扇出典:stock.adobe.com

虫の侵入経路になりやすい「換気扇」。家の中に複数あるため、虫が入り込むリスクが高い場所のひとつです。
特に注意すべきなのが、使っていない換気扇。プロペラがまわっていれば虫を遮りますが、まわしていないと外とつながるすき間がむきだしの状態です。
換気扇はこまめに動かすか、フィルターを貼っておくと安心。換気扇の形状・大きさに合うフィルターを貼ると、すき間を埋めつつ砂ぼこりもシャットアウトできるので一石二鳥です。

網戸に小さい穴が開いている

網戸出典:stock.adobe.com

網戸は、経年劣化でほつれたり穴が空いたりすることがあります。修繕せずそのままにしていると、虫にとっては恰好の経路です。
穴が空いていなくても、網目が大きすぎるのも要注意。蚊は4.5~5.5mm、コバエは1mmの網目でもすり抜けてくる極小サイズの種類もいます。
虫の侵入経路をシャットアウトするには、網目が細かい網戸に変えるのもひとつ。小さな穴は補修テープを貼りつけるとかんたんに塞がりますので、メンテナンスをしておきましょう。

網戸と窓の間にすきまができている

網戸出典:stock.adobe.com

「網戸をつけていれば虫は入ってこない」は、半分間違いです。
窓を全開にせず半開きにすると、窓と網戸の間にわずかなすきまができます。これは窓の構造上、しかたがありません。
虫の侵入を防ぐには、「網戸と窓のフレームがかさなるように開ける」が正解。

すきまが空かない窓の閉め方

青が網戸のフレーム・赤が窓のフレーム・黄色が全開した窓のフレームです。窓を開ける際には、網戸を閉めた状態で、青の網戸のフレームと、赤の網戸と接する窓のフレームがしっかり重なっていると、すきまができずに外からの虫も入りづらくなります。

窓を半開きにする際は特に注意が必要です。網戸を閉めた状態で、網戸と接する側の窓を半開きにすると、網戸と窓の間にすきまができて、外から虫が入りやすくなります。
家によって窓の構造が異なる場合がありますので、網戸のフレームと、網戸と接する側の窓のフレームが重なるようにすることを意識してくださいね。

虫に遭遇しない家づくりを

虫のベストシーズンはすでに始まっています。できるだけ遭遇せず快適に、そして安心して暮らすためにも、今のうちから「虫を侵入させない家」を整えておきましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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