食品ロスにつながる。じつはやってはいけない「お肉」の“NG冷凍保存法”

料理・グルメ

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2024.05.26

スーパーで購入したお肉を、冷凍保存しておく方は少なくないはず。冷蔵しておくよりも長持ちするため、食費節約にもつながります。しかし、冷凍保存のやり方を間違うと、せっかくのお肉をロスしてしまうことも……。ここでは、“じつはNGな”「やってはいけないお肉の冷凍保存法」をご紹介します。

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NGその1.再冷凍する

NGその1.再冷凍する。一度解凍したお肉は、基本的に再び冷凍できません。出典:stock.adobe.com

一度解凍したお肉は、基本的に再び冷凍できません。
解凍するとドリップが出て風味が落ちますし、菌が繁殖して食中毒を引き起こす可能性もあります。
また、解凍したお肉は冷蔵保存もNG。解凍後は長持ちしませんので、すぐに調理してその日のうちに食べ切りましょう。

NGその2.変色したお肉を冷凍する

NGその2.酸化して変色したお肉をすぐ使わずに冷凍する。出典:stock.adobe.com

購入してから時間が経つと、赤やピンク色だったお肉が変色することもあります。
じつはこれ、すでに酸化がすすんでいるサイン。酸素に触れて酸化するのは通常よくあることですので、少しの変色なら問題なく食べられます。
しかし、変色したお肉はできるだけ早く食べ切るのが適切。冷凍→解凍の工程でさらに鮮度が落ちることを考えると、変色が始まったお肉の冷凍保存はおすすめできません。

NGその3.何か月も冷凍保存する

NGその3.何か月も冷凍保存する。冷凍しても、2週間を目安に食べましょう。出典:stock.adobe.com

お肉を冷凍すると長持ちしますが、永久的に保存できるわけではありません。
冷凍肉の賞味期限は、もって1ヵ月。ひき肉は空気に触れる面積が多く劣化しやすいため、2週間が目安です。
また、冷凍庫で保存する期間が長いほど、酸化・乾燥がすすみ「冷凍焼け」が起こりやすくなります。
冷凍したお肉は傷む前に食べ切り、ロスをださないことを意識しましょう。

ただしい方法で冷凍すればお肉も長持ち

お肉は、新鮮な状態で密閉して冷凍する。これが基本なただしい保存方法です。
冷凍した後は1ヵ月以内(ひき肉は2週間以内)に使い切り、解凍したその日のうちに調理する。このルールを守れば、冷凍したお肉をロスせずに済みます。

これからの時期に欠かせない冷凍テク。ぜひただしい方法で活用し、食費節約に役立ててください。
 

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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