NGその1.再冷凍する
一度解凍したお肉は、基本的に再び冷凍できません。
解凍するとドリップが出て風味が落ちますし、菌が繁殖して食中毒を引き起こす可能性もあります。
また、解凍したお肉は冷蔵保存もNG。解凍後は長持ちしませんので、すぐに調理してその日のうちに食べ切りましょう。
NGその2.変色したお肉を冷凍する
購入してから時間が経つと、赤やピンク色だったお肉が変色することもあります。
じつはこれ、すでに酸化がすすんでいるサイン。酸素に触れて酸化するのは通常よくあることですので、少しの変色なら問題なく食べられます。
しかし、変色したお肉はできるだけ早く食べ切るのが適切。冷凍→解凍の工程でさらに鮮度が落ちることを考えると、変色が始まったお肉の冷凍保存はおすすめできません。
NGその3.何か月も冷凍保存する
お肉を冷凍すると長持ちしますが、永久的に保存できるわけではありません。
冷凍肉の賞味期限は、もって1ヵ月。ひき肉は空気に触れる面積が多く劣化しやすいため、2週間が目安です。
また、冷凍庫で保存する期間が長いほど、酸化・乾燥がすすみ「冷凍焼け」が起こりやすくなります。
冷凍したお肉は傷む前に食べ切り、ロスをださないことを意識しましょう。
ただしい方法で冷凍すればお肉も長持ち
お肉は、新鮮な状態で密閉して冷凍する。これが基本なただしい保存方法です。
冷凍した後は1ヵ月以内(ひき肉は2週間以内)に使い切り、解凍したその日のうちに調理する。このルールを守れば、冷凍したお肉をロスせずに済みます。
これからの時期に欠かせない冷凍テク。ぜひただしい方法で活用し、食費節約に役立ててください。