教えてくれたのは……日本サニパック株式会社さん
日本サニパック株式会社の創業は1970年。業界では数少ない自社工場による一貫した生産体制を構築。インドネシアのバタム島に工場をもち、日本品質の徹底した管理のもと、高品質な製品を安定的に供給している。ポリ袋・ゴミ袋の開発メーカーとして、用途や利用シーンから最適な商品を選べるよう、常に消費者の視点に立ったものづくりを行っている。
キッチンの【コバエ】を予防する方法
キッチンを清潔に保つ
コバエは、窓やドアの隙間などから家のなかに侵入してきます。
侵入を防ぐのは難しいため、見つけたら速やかな駆除を心がけ、コバエが住みやすい環境を与えないことで繁殖を抑えることが大切です。
【具体的な3つの対策】
1.シンク・三角コーナー・排水口などに生ゴミを放置しない
2.生ゴミはポリ袋に入れて臭いを閉じ込めてから、フタつきのゴミ箱に捨てる
3.ゴミをこまめに捨てる
キッチンの【コバエ】を撃退する方法
市販薬剤の使用
コバエが大量に発生してしまった場合は、市販の誘引捕獲タイプのコバエ取りなどを使用するのが効果的です。
コバエの好きな香りで誘引し捕獲するしくみで、殺虫成分を噴霧しないため食品の近くでも使用できるのが特長です。
コバエを誘引捕獲する「トラップ」の自作
じつは、家にあるものでコバエの誘引捕獲用「トラップ」を作る方法もあります。
【めんつゆトラップの作り方】
1.口が広い容器に水とめんつゆを1:1で入れる。
2.台所用洗剤を2、3滴垂らしたら完成。
ショウジョウバエが好むめんつゆの匂いで容器に誘い入れ、着水したところで台所用洗剤がコバエを捕らえます。本来コバエは水分を弾く性質を持っていますが、台所用洗剤に含まれる界面活性剤の効果でコバエの油分が失われて水が侵入し、呼吸ができなくなります。
容器には、ペットボトルの底部分を切り取ったものがおすすめです。
洗剤を垂らしすぎると匂いが変わり効果が薄れるので、数滴にするのがポイント。
めんつゆの匂いに誘われやすく、このトラップの効果が出やすいのはショウジョウバエとされています。
効果が現れない場合は、ノミバエが好きなお酢とめんつゆを1:1で混ぜると効果が出やすくなるかもしれません。
卵の駆除
ショウジョウバエ・ノミバエは、生ゴミが近くにある三角コーナー、排水口のまわり、キッチンの壁、食料がある戸棚、キッチン下のスペースなどに卵を産みつけていることが多いです。
卵の形は細長く、5mm程度の黄みがかった白い色をしています。
卵のようなものを見つけたら、ガムテープなどで貼りつけて取り除き、ポリ袋などに入れ、袋の口を固く縛ってから捨てるとよいでしょう。
成虫を駆除しても、卵が残っていると孵化してまた増えてしまいます。
家のなかでコバエを見つけたら、卵が残っていないか、産卵場所がないかまでしっかりチェックしましょう。
「予防」と「早めの対策」が肝心!
じつはコバエは総称で、数種類のハエをまとめて「コバエ」と呼んでいます。
しかしそのなかでもキッチンで見かけるコバエの多くは「ショウジョウバエ」もしくは「ノミバエ」という種類なのだそう。
これらのハエは卵から孵化するまでの時間が短く、1〜2日もすると幼虫になり、そこから1周間程度で成虫になるのだとか。
まずはキッチンを清潔に保つことで、コバエに繁殖のスキを与えないことが大切です。
それでも発生してしまったときには、増えてしまう前にできるだけ早く撃退しましょう。