ヘタを切り落とすのはNG!「なす」をおいしくいただく“ただしい洗い方

料理・グルメ

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2024.07.01

夏に旬をむかえる「なす」。おいしく食べるには、下処理が肝心です。ここでは、意外と知らない「なすのただしい洗い方」をご紹介します。

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ヘタは切り落とさないで!

なすのヘタの部分

なすは先端ほど旨味がたっぷり詰まっているので、ヘタ切り落とすのはもったいないです。
すぐ切り落とさず順序を守って洗うと、栄養たっぷりのなす料理を楽しめますよ。

なすのただしい下処理方法

手順1.なすのガクを切り落とします

ヘタとガクの間に包丁を入れる

ガクとは、なすの上のひらひらした部分のことを指します。ヘタとガクの間に、包丁でぐるりと一周切り込みを入れたら……。

ガクを取り除いたなす

手でかんたんにガクがむけますよ。

手順2.流水でやさしく洗います。

流水で洗う

ガクを取る前に洗ってもいいのですが、ガクとヘタの間に汚れが溜まっていることもあるので、下処理後に洗うほうが効率的です。

手順3.ヘタを包丁でカットします。

鉛筆を削るようにヘタを取り除く

残ったヘタの部分は、鉛筆を削るようなイメージでカットしましょう。あえて洗った後にヘタを取り除くのは、ヘタから栄養が流れ出てるのを防ぐためです。

ヘタを取り除いたなす

これで、なすの栄養をムダにすることなく、まるごと楽しめます。

すぐに調理するならアク抜き不要

なすはアクがある野菜ですが、加熱すると気になりません。そのため、下処理後すぐに調理するのなら、アク抜きは不要です。
ただし、すぐ加熱しない場合や、煮物・漬物など彩りをよく仕上げたい場合は、手間を惜しまずアク抜きしましょう。水に10分ほどさらせば十分。栄養が流れてしまうので、長時間水にさらすのは避けてください。

洗い方をくふうすると栄養価がアップして、味もおいしくなります。
なすはただしく洗って、旬のおいしさを楽しんでくださいね。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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