ヘタは切り落とさないで!
なすは先端ほど旨味がたっぷり詰まっているので、ヘタ切り落とすのはもったいないです。
すぐ切り落とさず順序を守って洗うと、栄養たっぷりのなす料理を楽しめますよ。
なすのただしい下処理方法
手順1.なすのガクを切り落とします
ガクとは、なすの上のひらひらした部分のことを指します。ヘタとガクの間に、包丁でぐるりと一周切り込みを入れたら……。
手でかんたんにガクがむけますよ。
手順2.流水でやさしく洗います。
ガクを取る前に洗ってもいいのですが、ガクとヘタの間に汚れが溜まっていることもあるので、下処理後に洗うほうが効率的です。
手順3.ヘタを包丁でカットします。
残ったヘタの部分は、鉛筆を削るようなイメージでカットしましょう。あえて洗った後にヘタを取り除くのは、ヘタから栄養が流れ出てるのを防ぐためです。
これで、なすの栄養をムダにすることなく、まるごと楽しめます。
すぐに調理するならアク抜き不要
なすはアクがある野菜ですが、加熱すると気になりません。そのため、下処理後すぐに調理するのなら、アク抜きは不要です。
ただし、すぐ加熱しない場合や、煮物・漬物など彩りをよく仕上げたい場合は、手間を惜しまずアク抜きしましょう。水に10分ほどさらせば十分。栄養が流れてしまうので、長時間水にさらすのは避けてください。
洗い方をくふうすると栄養価がアップして、味もおいしくなります。
なすはただしく洗って、旬のおいしさを楽しんでくださいね。