今まで意識すらしていなかった。病気になった友人と話して「気づかされたこと」

カルチャー

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2024.06.17

こんにちは。 不登校ママのためのオンラインサロン&スクールを運営している心理カウンセラーのrikaです。 40代、50代は、仕事や子育てに親の健康やお世話など、さまざまなことで忙しく過ごしがち。 そんな中で、これからは自分の身体を大切にしながら、毎日を大切に丁寧に生きていきたいと改めて感じた出来事がありました。

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忙しい40代、50代

家事をする女性出典:stock.adobe.com

私はいま50歳で、2人いる子どもは成人しています。

子どもが小学生の時は習い事の送迎や管理、中学受験で私自身も忙しく、中学生の時は息子の不登校で大きく悩み、娘は中高一貫校を高2で中退して新しい進路に進むことになったり、ママとして常に子育ての中の様々な課題に直面してきました。

そんな子どもたちも、あの時の悩みはなんだったんだろうと思うくらい今は充実した毎日を過ごす大学生と社会人に。子育てが一段落したことを実感しています。

私はママのためのオンラインサロンを運営していますが、私と同年代のママたちの中には、子育てが一段落して仕事にバリバリ取り組む方もいれば、次は親の体調や生活にの悩みができて……という方もいます。

40代、50代の方は、とにかく今日を無事に過ごす、毎日のタスクをこなす、そんな風に忙しい日々に追われている方もいらっしゃるかもしれません。

同年代の友人の病気

今回は、私と同年代の友人のことをお話しさせてください。

ランチ出典:stock.adobe.com

友人とは2か月に一度会って、ランチしたり遊んだりする仲です。そんな友人から1年前、「私ガンなんだって。」と告げられた時は本当に驚きました。

友人は、抗がん剤や手術、放射線など、1年間治療を続けてきました。手術後も、会えばいつものようにおしゃべりも尽きず、おいしいものを食べて。病気になる前と変わらず楽しい時間を一緒に過ごしていました。

私の中でも、友人はしっかり治療したからもう大丈夫なんだ。という風に捉えてるところがありました。

しかし昨年、友人が術後1年の検査診察の結果を私に報告してくれた時、私は改めていろいろ考えることになりました。

「私の1年」と「病気になった友人の1年」

入院出典:stock.adobe.com

結果の報告を話してくれた時、友人がこの1年どんな思いで過ごしてきたかが伝わってきました。友人の病気は、手術したらそれで終わりではなく、ガンを抑えるための様々な治療は続く。さらに、転移や再発の恐怖はずっと付きまとう。

そんな中でも友人は、過去や未来より「今」に意識を向けて、この1年ゆっくり丁寧に生きてきたのが伝わってきました。

私が当たり前に生きてきた1年。
私にとっては昨年と同じ1年。

でも、友人にとってのこの1年は、1日1日を大切に生きることの積み重ねだった。
生きててくれてありがとう。一緒の時間を過ごせてありがとう。そんな気持ちがわいてきました。

毎日を丁寧に積み重ねていく

歩く女性出典:stock.adobe.com

術後1年の友人の検査結果は、無事クリア。私もホッとしました。これからも一緒に楽しく歳を重ねていきたい。心からそう思いました。

私たちは、気持ち的にも物理的にも、子育てや仕事、親のことで忙しく、自分のことはついつい後回しにしてしまいがちです。だからこそ、定期的に健診を受けて自分の健康をチェックしていきたいし、もし病気が見つかれば自分の納得した治療を受けたい。

そして、当たり前の毎日に感謝して、毎日を丁寧に生きたい。友人と話しながらそんなことを思いました。

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著者

rika

rika

子育て・夫婦関係など、自分自身の毎日をハッピーにするための処方箋をさまざまなテーマで発信 ●Amebaオフィシャルブロガー ●NHKカルチャー講師 ●著書「子どもが不登校になったら読む本ーすべて解決できる"笑顔の処方箋"」第6刷増刷 ●ハッピーママサロン「rika's cafe」主宰。ママのためのオンラインサロン運営・講座・セッションなどを開催し、5年で3,000名が受講 ●心理カウンセラー

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