食中毒につながる。たまごを調理するときにしてはいけない“3つのNG行為”

料理・グルメ

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2024.06.20

毎日の食卓に欠かせない「たまご」。安くて栄養満点、使い勝手がいい一方、取り扱いによっては菌が繁殖しやすい欠点もあります。ここでは、たまごを調理するときにやってはいけない「NG行為」についてご紹介します。

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NG1.殻ごと洗う

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調理前に野菜を洗うことと同じように、たまごも水洗いしていいのでしょうか。答えはNOです。
たまごの殻には、目には見えない雑菌が付着しています。しかし、中身は菌から守られている状態なので洗わなくても食べられます。
そこで殻を洗ってしまうと、菌が殻の中に入り込む恐れが。目に見えない小さなヒビから菌が混入するケースもあるため、水洗いは避けた方が無難です。

NG2.割った後すぐ使わない

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割った後のたまごは、すぐに調理するのが基本です。
殻から出した瞬間から、空気に触れて菌の繁殖がすすみます。卵黄に含まれる栄養をエサに、菌が増殖するため、サルモネラ中毒を起こす可能性もあります。
このように、割ってから時間が経ったたまごは食中毒のリスクがぐんと増しますので、調理に使う前に必要な分だけ割りましょう。

NG3.常温に戻してから使う

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たまごが傷む原因に、「結露」があります。スーパーのたまごが常温で置かれているのは、結露による劣化を防ぐというのも理由のひとつです。
たまごの表面に結露ができると、殻に付着している菌が増殖し、殻のヒビや気孔から混入する恐れがあります。
冷蔵庫から取り出すと常温との温度差で必ず結露が発生しますので、常温に戻してから使うのは避けてください。

正しい食べ方で食中毒を防ごう

たまごは栄養価が高いからこそ、菌の増殖や食中毒には十分に気をつける必要があります。冷蔵庫から取りだしたらすぐに調理し、割卵は食べる直前に行うことが大切です。
生たまごを食べる場合は、賞味期限内を守り、割ってすぐに食べ切るようにしましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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